過去ログ - モバP「死に至る病」
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13:名無しNIPPER[sage]
2015/11/08(日) 22:59:02.61 ID:QAml1PvFo
雪美「……ん」

晶葉「どうした?」

雪美「車の音……下で止まった……」

みく「晶葉チャンはそれ。杏チャンはこれ」

杏「雪美は隠れて。みくは」

みく「あっちの包丁持ってくる」

晶葉「車で来たなら感染者ではないだろうが……」

杏「下で止まったってことは、ここに誰かがいるってことを知ってるんだよね」

みく「屋上でビニールシート広げたり、最近はバイク使っていたから生存者がいたら
   こっちのことに気づいてもおかしくないにゃ」

晶葉「ドアは閉まってるし……そのまま帰ってくれれば……」

カチャン

杏「え」

みく「なんで事務所の鍵を持ってるの」

晶葉「……」

ガチャ

「……あれ、生きていたんですか」

杏「ちひろ……さん?」

ちひろ「なるほど。階段には埃もないし、おかしいとは思っていましたが。
    しかしひどい格好と臭いですね。仮にも元アイドルだというのに」

みく「どういうこと? なんでここにいるの?」

ちひろ「……野暮用ですよ。入らせてもらいますよ」

晶葉「……待て、私は感染者だ」

ちひろ「そうですか。まだ症状は出ていないように見えますが」

杏「……飴」

ちひろ「飴って……普通の飴ですか?」

杏「まだ憶測でしかないけど……飴を舐めると病気が改善される可能性がある。
  晶葉に関してはそれしか思い当たる節がない」

ちひろ「……なるほどなるほど。それは盲点でしたね」

みく「盲点?」

ちひろ「こちらの話です。生存者は三人だけですか?」

杏「……雪美」

雪美「……」

ちひろ「四人、ですね」


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