29: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/09(月) 23:44:15.92 ID:wVHmsVNp0
僕は彼女の笑顔を正面から見るのを恐れたんだ。
彼女が僕のせいで闇を抱えている事に気づくのが恐怖だったんだ。
僕が乃々を差し出さなかったことで、千川さんを止めなかったことで刻まれた千川さんの傷。
この責任がのしかかるのを恐れ、僕は彼女の笑顔を見て見ぬフリをし続けたんだ。
僕はこの誤魔化しに対してどこか罪悪感を感じていたんだろう。
枕営業の事よりも、自分の目を誤魔化していることの方に。
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