過去ログ - ちひろ「お金しかない」
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58: ◆d0hZ1USyYNJW
2015/11/10(火) 23:18:58.88 ID:Dc1LICFP0
とういうことでラストまで投下しむす


59:名無しNIPPER[sage]
2015/11/10(火) 23:20:26.01 ID:eS1m8ue7o
>2147483647


60: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:20:32.13 ID:Dc1LICFP0
乃々「あの…モバP…いま…もりくぼ以外だれもいませんけど…」

今日1日の仕事の説明を聞き終えた乃々はそういうと僕の目をじっと見つめる。
それから何かを合図するかのようにゆっくりと瞳を閉じ、僕はそれを見て、乃々の小柄な身体を守るように抱きしめ、唇を重ねた。

以下略



61: ◆d0hZ1USyYNJW[sage]
2015/11/10(火) 23:21:28.78 ID:Dc1LICFP0
だがしかし、どんなに嫌悪感を抱こうが、辛い思いをしようが、幸せだけは揺るぎなく僕の周りに存在していた。

勿論ちょっとした喧嘩で距離を置いたりとかはあったが、乃々と別れるなんてことは一度も無い。

引き抜きのことにしろ、乃々とのことにしろ、僕は幸せを引き寄せているんじゃないかと錯覚してしまうほどだ。
以下略



62: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:22:12.86 ID:Dc1LICFP0
モバP「そういえば今日は久々に前の事務所の社長と飲むんだったな…ごめん乃々、今日は仕事終わっても一緒に帰れないや」

僕が346プロにくる以前は割と社長には飲みに誘っていただいたものだ。
基本的に僕以外の同僚数人も連れてだったが。

以下略



63: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:24:41.27 ID:Dc1LICFP0
その日の夜


すっかりもう日が短くなったな…
僕は居酒屋前で社長(といっても前の事務所のだが)を待ちながら、昼間とは様相を変えた街を眺める。
以下略



64: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:25:59.36 ID:Dc1LICFP0
結構な詳細まで話した。
社長は僕が話している時はどこか遠くを見つめ続けているような様子で僕に合わせて頷くだけだった。
途中で怒り出すこともなく。

乃々と隠れて付き合ってたことも何一つ嫌な顔せず、心に染み込ませるように話を聞いてくれているように見えた。
以下略



65: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:28:58.47 ID:Dc1LICFP0
僕は驚きを隠すことができなかった。
開いた口が塞がらないとはこのことだ。
僕だけ時間が停止したかのように張り付いてしまった。

しかしそんな中でも頭は働いていて、社長の意見を否定しようとフル作動していた。
以下略



66: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:30:14.50 ID:Dc1LICFP0
モバP「でも千川さんは僕が苦しむ事を望んでいた…なら僕は苦しみます。それが幸せを味わうための代償だと思うので」

社長「幸せを無条件で与えられ続ける事は悪い事じゃないと思うがね。千川さんはただ、悔しかったから、どうしようもなく辛かったから君に八つ当たりした。僕はそう思ってしまったよ。亡くなってしまった人をこんな風を言うのは気が引けるし失礼な事だとは思うが、かといって僕の意見を塞ぎ込んだ所で何も変わらない訳だし言わせてもらったよ…」

僕は…千川さんの望みを叶えなくて良いのだろうか…
以下略



67: ◆d0hZ1USyYNJW[sage]
2015/11/10(火) 23:33:48.89 ID:Dc1LICFP0
社長「今回の件がここまで大事になったのは、千川くんと君が一緒に働いていたっていうのが一番大きな原因ではないかと僕は思うんだ。」

モバP「…どういうことでしょうか」

社長「極端に幸福な者と極端に不幸な者が長い時間過ごすとね、不幸な者は自分と相手の差を大きく感じてしまうんじゃないかな、と。それ故に彼女は無条件に幸せを手に入れる君を憎み、妬み、不幸が降りかかり続ける自分と比較して…この世を去った。つまりね、状況が極端に悪すぎたんだ、僕はそう思う。」
以下略



68: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:40:07.97 ID:Dc1LICFP0
モバP「社長、今日はありがとうございました」

社長「いやいや、というより久しぶりにあったというのにすまないね…辛気臭い話をしてしまってね。…それで、これから君はどう生きていくんだい?」

モバP「…どうあがいても、僕はクズですから。これからはそんな自分を受け入れるしかないかなって思います」
以下略



69:名無しNIPPER[sage]
2015/11/10(火) 23:41:18.06 ID:03C6XVTDO
社長の甘言で罪悪感を放り投げたPが帰宅すると、そこにはハイライトの消えたもりくぼが!


70: ◆d0hZ1USyYNJW[saga]
2015/11/10(火) 23:45:33.50 ID:Dc1LICFP0
これで終わりです
デレステでSSRとクラリスが出ないもんだからムシャクシャして書きました
でもちひろさんが嫌いというわけではないです
むしろとてつもなく好きです
ちひろさんをセンターにしてデレステをプレイしたいレベルです
以下略



71:名無しNIPPER[sage]
2015/11/10(火) 23:58:02.11 ID:Ft6i0HxDO
確かに枕要求したのも悪いが、それを受け入れるように言ったのはテメエだろと言いたい
それにあくまでそれはきっかけのひとつでしかなく、もりくぼと一緒に会社辞めるなり訴えるなり方法はあったのをそれをせずちひろに全投げしたのはモバPで、それのせいで亡くなったんだから直接的ではないとは言え人一人殺ってるし、責任はモバPにあるだろ

で、はよ後日談として遺書を読んでしまったもりくぼとモバPのやりとりを


72:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/11(水) 00:21:05.34 ID:WZZH6sPz0
Pが帰宅すると遺書を片手に手首を切った森久保が冷たくなって床の上に・・・


73:名無しNIPPER[sage]
2015/11/11(水) 00:43:05.75 ID:z2+FuIwDO
Pの部屋で首を吊り涙を流し冷たくなってる森久保の姿が


74:名無しNIPPER[sage]
2015/11/11(水) 00:49:01.82 ID:hk69w5Rho
死姦


75:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/11(水) 01:39:36.45 ID:WZZH6sPz0
むしろPが帰ると森久保の衣服が床の上に。服の上には1枚のモバコイン・・・


76:名無しNIPPER[sage]
2015/11/11(水) 02:23:48.56 ID:ltJgH5vG0
結局自分が可愛いという社長の意見には同意するし
多分俺がPでも似たようなことすると思うし(ちひろに金渡しはしないが…)
俺はあんまこいつらのこと悪く言えねえな



77:名無しNIPPER[sage]
2015/11/11(水) 09:36:43.10 ID:z2+FuIwDO
夜な夜なPの夢には死 んだちひろが出てきて森久保をモバコインにするのか…
森久保がPの部屋で死 んでるよりこっちの方が恐ろしいな


78:名無しNIPPER[sage]
2015/11/17(火) 12:59:08.80 ID:rBSqjhgBO
>>75
レアメダルじゃないのか


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