過去ログ - 唯「われなべ!」梓「とじぶた!」
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42:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 21:43:33.43 ID:bw1SoqCW0


「わたしね。全然平気じゃないんだよ。
 もし平気に見えるとしたら、それはあずにゃんのおかげだよ。
 だからありがとう、あずにゃん」
以下略



43:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 21:45:22.71 ID:bw1SoqCW0
「ありがとう。大好きな人にフラれちゃった夜に、一緒にいてくれて」

しばらくして唯先輩がわたしの身体を離すと両肩に手を置いた。
ふたつの瞳がわたしを見つめていた。
タクシーが通りを走っていく。
以下略



44:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 21:46:03.25 ID:bw1SoqCW0


いいじゃん。
いいじゃん…。

以下略



45:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 21:47:24.65 ID:bw1SoqCW0
次の瞬間、
むわぁっと強烈なニンニクの臭いが鼻腔をついた。

「◯*×&△!◇?#$!?」

以下略



46:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 21:48:09.57 ID:bw1SoqCW0
もう一度、目の前に手が差し出された。
わたしは注意深く間合いをとってをその手を握る。
そんなに警戒しなくても、唯先輩は不満げにいう。
そりゃ警戒しますよ。あんなことされたあとですから。
わたしとあずにゃんの仲なのに。
以下略



47:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 21:49:04.87 ID:bw1SoqCW0
「特別、かぁ」

唯先輩が大きく息を吐いた。
白い息がふわふわと舞う。
綺麗に見えるけど、これ、クッサいんだよなぁ。
以下略



48:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/10(火) 21:50:44.78 ID:bw1SoqCW0
「手を繋いでくれるひとがいるって、しあわせだね」

「・・・ですね」

「こんなときだから、余計にね」
以下略



49:名無しNIPPER[sage]
2015/11/11(水) 00:03:22.96 ID:8xk62minO
おつです
なるほど、こういう形のゆいあずも有るのか…


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