過去ログ - 【デレマス】オン・ザ・ストリート・コーナー【鎧武】
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68: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/11/21(土) 20:41:32.06 ID:b8RTQZcs0
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『キウイアームズ!撃・輪・セイヤッハッ!』

錠前を変えた龍玄が距離を詰める。
手にするは2つの巨大なチャクラム。
対する龍玄・黄泉も全く同じ形のチャクラムを召喚した。
激しく打ち合うが、どちらも決定打にならない。

格闘を格闘で、銃弾を銃弾で、武器を武器で。
鏡合わせのごとく同じ手段をぶつけ合う2人は全く互角の戦いを繰り広げていた。

「同じ武器じゃあ決着は付けられないか…なら、こういうのはどうかな!」

龍玄・黄泉が手を後ろに回すと、手元に斧が現れた。
その形状に光実は見覚えがあった。シンムグルンという、オーバーロードの武器。

ストレートに力を発揮する斧を、円形のチャクラムで弾くのは容易ではない。
まして龍玄・黄泉には十字槍を叩き割るパワーもあった。
2つのチャクラムで合わせて受け続けるも、片方のチャクラムを吹き飛ばされる。
それでも受け身を取って避けるが、姿勢を低くした頭上に斧の影が落ちていた。

「あのクズは敵前逃亡したのかな?何を期待したのか知らないけど、
 僕らの戦いは僕ら同士でしか決着は付けられないよ。そしてそれも、終わる!」

黒影・真の姿がないことをあざ笑いながら、龍玄・黄泉は斧を大上段に振り上げる。
この一撃を、1つしかないチャクラムで受けることは無理だろう。
たとえ避けても絶対的な不利は変わらない。

だが、光実の口から出たのは、これ以上ない不敵な言葉だった。


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