10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:46:33.67 ID:f7Hk+2W70
いろは「まさか……奉仕部のお二人ですか?……」
途端に脳裏をよぎる鮮明な記憶……雪ノ下との近すぎる心の距離と暖かい手の感触。……由比ヶ浜の甘美な匂いと耳元の囁き……
八幡「……」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:47:39.50 ID:f7Hk+2W70
女性と温泉に入るのも四度目にもなると慣れたもので脱衣所の方を意識しなくても自然と背を向けてくつろげるようになった……やっぱり何度入っても良いものだ……良い意味で力が抜ける……後ろの方でお湯が跳ねる音がしたような気がした
いろは「絶対こっち見ちゃダメですからね……」
一色は俺の後ろにすぐ腰をかけたらしい
12:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:48:23.78 ID:f7Hk+2W70
いろは「先輩……あのとき言ってた本物ってもう見つかりましたか?」
そういやコイツあの時に部室の外にいたよな……つか恥ずかしいからその話し持ち出すのやめてくんないかねいやほんと
八幡「……まだだ」
13:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:49:47.07 ID:f7Hk+2W70
奉仕部
いつもの三人でいつもの定位置で各々過ごす……いつもと変わらぬ風景……一色と温泉に行ったときの事を思い出す……今回は俺が普段とは違う顔を見られたのかな……
いきなり部室の扉がひらいた
14:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:51:09.69 ID:f7Hk+2W70
一色いろは編終わりです
次いきます
15:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:52:58.28 ID:f7Hk+2W70
読者の諸君……エクストラウルトラスペシャルボーナスステージにようこそ!……長い前置きは要らないな……行動開始ッ!!
八幡「なぁ戸塚、電車の中で退屈だよね?退屈だよなぁ……」
戸塚「さっきまで普通に話してたのに急にどうしたの?……八幡といるから楽しいよ!」
16:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:54:15.43 ID:f7Hk+2W70
八幡「それで勝った方が負けた方に何でも好きな命令が出来るゲーム」
戸塚「電車でするゲームかなそれ」
八幡「無茶な命令はしないから安心してくれ」
17:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:55:01.50 ID:f7Hk+2W70
戸塚「どんな命令をするの?あんまりなのは勘弁してね」
八幡「俺の最初の命令は……年の離れた可愛い妹のように俺をお兄ちゃんと呼んでくれ……」
戸塚「妹って……僕男なんだけどなぁ……まぁ負けちゃったし……お、お兄ちゃん!」
18:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:56:23.40 ID:f7Hk+2W70
戸塚「それじゃあ引くね……クラブのクイーン」スッ
八幡「俺か……ハートの2」スッ
戸塚「僕の勝ちだね……それじゃあ僕の事を彩加って呼んでよ!僕だけが下の名前で呼んでるの前から気になってったんだよ!」
19:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:57:20.19 ID:f7Hk+2W70
楽しい電車の一時を過ごしたあと俺達は山道を進んでいた
彩加「ねぇ……暑くなってきたしそろそろ手を離さない?」
八幡「ダメだ……勝者の言うことは絶対だ」
20:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 18:02:04.36 ID:f7Hk+2W70
楽しい電車の一時を過ごしたあと俺達は山道を進んでいた
彩加「ねぇ……暑くなってきたしそろそろ手を離さない?」
八幡「ダメだ……勝者の言うことは絶対だ」
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