6:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:43:25.82 ID:f7Hk+2W70
しばらく山道を進んだ……一色はそこまで疲れていない様子だ、もっと…もう疲れましたぁ〜一歩も動けませ〜ん先輩おぶってくださいよぉ〜(裏声)とか言うと思ったぜ
八幡「一色、お前意外と根性あるんだな……」
いろは「先輩……もしかしてあたしがもう疲れたとか一歩も動けないとか言うと思ってたんですか?」
7:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:44:03.14 ID:f7Hk+2W70
八幡「お前……ほんといい性格してるよな……」
いろは「……でも言わないだけで疲れてない訳じゃないんですよ……」ボソッ
本当にやっぱコイツあざといわ……
8:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:44:37.45 ID:f7Hk+2W70
いろは「もしかして……こういうときだからって口説こうとしてます?ごめんなさいときめきかけたけど冷静に考えたらちょっとだけ無理です」
ちょっと……だけね
八幡「そんなんじゃねーよ」
9:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:45:56.58 ID:f7Hk+2W70
ここの温泉には俺が来るときは他人が来ない魔法でもかかってるのかもしれませんねぇ……まぁ例の如く服を着たまま温泉に先客がいないか確認した。脱衣所の外の岩に腰掛けていた一色に声をかける
八幡「おい、先客はいないみたいだ……とっとと入っちまおうぜ」
いろは「はーい……ってもしかして一緒に入るつもりですかっ!?もしかしなくてもありえないんですけど」
10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:46:33.67 ID:f7Hk+2W70
いろは「まさか……奉仕部のお二人ですか?……」
途端に脳裏をよぎる鮮明な記憶……雪ノ下との近すぎる心の距離と暖かい手の感触。……由比ヶ浜の甘美な匂いと耳元の囁き……
八幡「……」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:47:39.50 ID:f7Hk+2W70
女性と温泉に入るのも四度目にもなると慣れたもので脱衣所の方を意識しなくても自然と背を向けてくつろげるようになった……やっぱり何度入っても良いものだ……良い意味で力が抜ける……後ろの方でお湯が跳ねる音がしたような気がした
いろは「絶対こっち見ちゃダメですからね……」
一色は俺の後ろにすぐ腰をかけたらしい
12:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:48:23.78 ID:f7Hk+2W70
いろは「先輩……あのとき言ってた本物ってもう見つかりましたか?」
そういやコイツあの時に部室の外にいたよな……つか恥ずかしいからその話し持ち出すのやめてくんないかねいやほんと
八幡「……まだだ」
13:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:49:47.07 ID:f7Hk+2W70
奉仕部
いつもの三人でいつもの定位置で各々過ごす……いつもと変わらぬ風景……一色と温泉に行ったときの事を思い出す……今回は俺が普段とは違う顔を見られたのかな……
いきなり部室の扉がひらいた
14:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:51:09.69 ID:f7Hk+2W70
一色いろは編終わりです
次いきます
15:名無しNIPPER[saga]
2015/11/11(水) 17:52:58.28 ID:f7Hk+2W70
読者の諸君……エクストラウルトラスペシャルボーナスステージにようこそ!……長い前置きは要らないな……行動開始ッ!!
八幡「なぁ戸塚、電車の中で退屈だよね?退屈だよなぁ……」
戸塚「さっきまで普通に話してたのに急にどうしたの?……八幡といるから楽しいよ!」
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