77:名無しNIPPER
2015/11/16(月) 21:10:29.29 ID:2pyltJ1q0
見てます
78:名無しNIPPER[sage]
2015/11/16(月) 21:15:21.26 ID:pu7ibmLWo
おつ
79:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:47:36.28 ID:ZFXDl97Lo
◇
「ちーちゃんは既にいるから、なんて呼ぼっか。はるちゃん? るーちゃん?」
80:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:48:18.25 ID:ZFXDl97Lo
「……見学って言ってませんでしたか?」
「G級ハンターは狙った獲物をのがしません」
81:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:48:52.32 ID:ZFXDl97Lo
「いや。……どうして俺に訊くの」
「なんだか、そういうふうに見えたので」
82:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:50:01.81 ID:ZFXDl97Lo
◇
入部届には印鑑と保護者の連絡先が必要なので、実際にどうなるのかはまだ分からない。
それでも藤宮の態度を見るに、もう部員としてやっていく気でいるらしかった。
83:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:50:43.30 ID:ZFXDl97Lo
「厳密に言うと、廃部か同好会格下げか……一番ありえたのが、合併吸収だったね」
「っていうと……」
84:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:51:10.42 ID:ZFXDl97Lo
「……とりあえず、座って」
俺は壁に立てかけてあったパイプ椅子を出して、適当な位置に置いた。
藤宮はぺこっと頭をさげてから腰を下ろす。
85:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:51:54.61 ID:ZFXDl97Lo
そう思って彼女の方を見ると、ふうん、というような顔で俺と藤宮の方を眺めていた。
どうでもよさそうな、それでいて興味深そうな顔。
犬のトリミングを初めて見るみたいな顔だ。
86:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:52:56.65 ID:ZFXDl97Lo
「……呼び捨て?」
「あ、た、タクミ……先輩」
87:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 21:53:31.15 ID:ZFXDl97Lo
「それで、第一とか第二って……?」
藤宮ちはるの質問に、俺は考え事を一時中断する。
いまさら考えたって仕方ないことだ。
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