過去ログ - 屋上に昇って
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878:名無しNIPPER[saga]
2016/03/18(金) 00:27:48.76 ID:nkDeAzhHo


 とまらない涙に俯いて、壁にもたれた。なんだか身体がひどく重かった。

「よしよし」と何かが頭に触れる。
以下略



879: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2016/03/18(金) 00:28:22.80 ID:nkDeAzhHo
つづく


880:名無しNIPPER[sage]
2016/03/18(金) 03:43:19.59 ID:KeXroq20o
乙です


881:名無しNIPPER[sage]
2016/03/18(金) 14:41:12.81 ID:hi7ZG6nn0
おつー乙


882:名無しNIPPER[sage]
2016/03/18(金) 14:44:31.28 ID:LHlz1g6uO
困惑しててもるーは天使だなぁ乙


883:名無しNIPPER[saga]
2016/03/18(金) 23:59:05.82 ID:nkDeAzhHo



 瞼が重くて開かなかった。意識は混濁と明鏡止水に綺麗に分かれていた。
 表の方は濁ってわけがわからなかったけど、奥の方の意識はすっと静まり返っていた。水とは反対だ。
以下略



884:名無しNIPPER[saga]
2016/03/18(金) 23:59:49.14 ID:nkDeAzhHo

 開き直ったみたいに、るーは続ける。

「好きですよ……好きですけど」

以下略



885:名無しNIPPER[saga]
2016/03/19(土) 00:00:15.57 ID:7uTUbjIMo

「それは、まあ、顔も……」

 どういう答えだ。
 
以下略



886:名無しNIPPER[saga]
2016/03/19(土) 00:01:39.16 ID:7uTUbjIMo

「ちい姉は」、とるーは言う。

「ちい姉は、お兄さんのどこを好きになったんですか」

以下略



887:名無しNIPPER[saga]
2016/03/19(土) 00:02:15.12 ID:7uTUbjIMo

 みんなが黙って、続きを待った。

「いつも、置いていかれるのを怖がってた。ひとりになるのを嫌がってた。いろんなことが変わってくのが、怖かったんだと思う」

以下略



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