919:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 00:14:32.46 ID:GUkSZoj/o
俺はその場で蹲って呼吸を整えた。
何かが溢れ出しそうだった。
それがなんなのかもわからないまま、意識がたくさんの言葉の渦に呑まれる。
920:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 00:15:03.20 ID:GUkSZoj/o
「和解ですか?」
「……」
921: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2016/03/23(水) 00:15:30.24 ID:GUkSZoj/o
つづく
922:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 01:18:36.88 ID:5Qirb3jCo
乙です
923:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 02:24:40.96 ID:3TgmMB3Po
乙
924:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 20:08:58.09 ID:5txwhAa2o
◇
橋の上に立っていた。
925:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 20:09:29.50 ID:5txwhAa2o
違うという気がした。
本当に考えなきゃいけないことから、俺は逃げている。
目の前のあれこれに気を巡らせることで、本当にかんがえなければいけないことから逃げている。
926:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 20:09:58.47 ID:5txwhAa2o
卒業してからのこと。父親のこと。将来のこと。
「ずいぶん遠くまできたんですね」
927:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 20:10:54.12 ID:5txwhAa2o
「何か考え事ですか?」
俺は頷いた。
928:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 20:11:40.69 ID:5txwhAa2o
「まだ何か、考えたいことがあったんですか?」
「そんな気がするね」
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