955:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:10:20.83 ID:MXZ6V7p7o
というか俺の周囲の女性陣は俺自身の思春期男子性を軽んじすぎている気がする。
高森には「性欲なさそう」とか言われるし、
静奈姉だって、そりゃあ信頼されてるんだろうしそういう対象として見られるとも思ってないんだろうけど、
956:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:10:47.44 ID:MXZ6V7p7o
「げ、ってなんですか、げ、って」
「……なんでパジャマなんだよ……」
957:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:11:16.08 ID:MXZ6V7p7o
「……となり、いいですか?」
「……え」
958:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:12:38.44 ID:MXZ6V7p7o
というか、
もう、
いいかげん無理だ。
959:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:13:04.51 ID:MXZ6V7p7o
というわけで。
「……どうぞ」
960:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:15:00.56 ID:MXZ6V7p7o
いろんな考え事があるからとか、そういうのとはあんまり関係なく、
とりあえず彼女を『そういう目』で見たくなくて、
だからなんとなく、今はそばにはいたくなかった。
961:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:16:35.48 ID:MXZ6V7p7o
するとテレビも電気も消えていた。
勝った、と俺は思う。何にかはわからない。
そうしてジャージとTシャツ姿になった俺は暗いままの部屋を歩いてソファへと向かった。
962:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:17:32.16 ID:MXZ6V7p7o
◇
なんでなのかは、やっぱりよくわからない。
963:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:18:20.60 ID:MXZ6V7p7o
「ね、タクミくん」
「なに」
964:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:20:12.14 ID:MXZ6V7p7o
どんなときに話したんだっけ。
たしか、あのとき、るーが、泣いていたんだっけ?
悲しそうで、だから……。
965: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2016/04/01(金) 00:21:13.24 ID:MXZ6V7p7o
つづく
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