977:名無しNIPPER[saga]
2016/04/02(土) 00:51:32.62 ID:PCQym4Teo
ひとり本を読み始めたゴローと、会話もなく朝の時間を共有していると、
「浅月、お客さん」
とクラスメイトに声をかけられた。
教室の入り口からの声に呼ばれて立ち上がると、立っていたのは嵯峨野連理だった。
「やあ」と嵯峨野先輩は言う。
「おはようございます」
「久しぶりな感じがするね」
「たしかに」
なにせあちらが神出鬼没だ。
「少しいいかな」
いいですよ、と俺は頷いた。
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