過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】
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781: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:23:45.55 ID:6aHVCszZo

「第一、この国には未来がないのは分かってるだろう?」

「それを何とかするのが俺や貴様の仕事だったんだろうが!!」

以下略



782: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:24:16.40 ID:6aHVCszZo

「(これが三貴士…! <<剣>>の一族なのかよ!!)」

―― 三貴士。

以下略



783: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:24:42.57 ID:6aHVCszZo

「(少なくとも…俺が動けているって事は、こいつが迷っている証拠なんだ…!!)」

既に彼らの周りには血を流して呻く兵士達が大地に横たわっていた。
その誰もが深手を負っているが、しかし、それは命に関わるようなものではない。
以下略



784: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:25:10.25 ID:6aHVCszZo

「それでも引くつもりはねぇよ」

「…どうしてだ?」

以下略



785: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:25:36.56 ID:6aHVCszZo

「(絶対に…ろくな事になるのは目に見えてる…!)」

確かに男は並桁外れた強さを持っている。
<<剣>>の一族と呼ばれるようになった所以でもある特殊な武器を持てば、一軍を相手にさえ戦えるだろう。
以下略



786: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:26:06.02 ID:6aHVCszZo

「…まぁ、君の気持ちは分かった」

「本当か?」

以下略



787: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:26:39.82 ID:6aHVCszZo

「…ぐっ」

気づいた時には自身の身体に熱が周り、激痛が四肢から湧き上がる。
両手両足が動かさないよう腱を切られた身体は、その場に倒れ伏した。
以下略



788: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:27:10.49 ID:6aHVCszZo

――そう後悔の言葉を浮かべても、彼の身体は回復しない。

騎士は人並み以上の魔力を持つが、それは殆ど肉体強化にしか使っていないのだから。
その派生で血止めくらいは出来るものの、これほどの深手を回復出来たりはしない。
以下略



789: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:27:53.39 ID:6aHVCszZo

「…だが、一言だけ言うのであれば……君の言葉は本当に嬉しかった。 ありがとう、我が親友」

「やめろよ…! まるで…そんな…最後みたいに…!! 行くな…! 行くなって言ってるだろ…!!」

以下略



790: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/23(水) 10:28:27.26 ID:6aHVCszZo

「…やれやれ。こっちが本命だったって事か」

「その通りです」

以下略



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