過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】
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898: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:51:46.77 ID:NEuP7VO+o

巴「(うぅぅ…本当、こういう時、免疫がない自分の身が嫌になるわ…)」

少なくとも、夕食の時までは普通だった。
だが、その後始末も終わり、ゆっくりと風呂に入っている最中に改めて思ってしまったのである。
以下略



899: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:52:27.63 ID:NEuP7VO+o

巴「(と、ともかく…そわそわしてもあまり意味がないし…)」チラ

そこでチラリと時計を見た巴には21時50分と言う数字が見える。
約束した時間の十分前を告げるそれに、巴の肩が再び強張りそうになった。
以下略



900: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:52:54.32 ID:NEuP7VO+o

巴「(それで…とりあえず…)」ストン

少し落ち着きを取り戻した巴が選んだのは用意した座布団に座る事だった。
このままずっと立っていても、辺りをうろつく事くらいしか出来そうにない。
以下略



901: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:53:26.73 ID:NEuP7VO+o

巴「……」

巴「…………」

以下略



902: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:53:53.07 ID:NEuP7VO+o

巴「(もしかしたら…私の相談に乗るのが嫌になった…とか?)」

勿論、巴も京太郎がそのような不義理を行える男だと心から思っている訳ではない。
彼女が京太郎の事を見てきた期間はもう一年近くにもなるのだから。
以下略



903: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:54:36.88 ID:NEuP7VO+o

巴「(…うぅぅぅ)」

無論、それを解消するのは簡単だ。
自分から京太郎の部屋を訪ねてしまえば良い。
以下略



904: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:55:08.07 ID:NEuP7VO+o

タッタッタ

巴「あっ…」

以下略



905: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:55:40.13 ID:NEuP7VO+o

京太郎「…巴さん」

巴「…っ」ドキン

以下略



906: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:56:10.52 ID:NEuP7VO+o

巴「(…それに今、見られちゃうと変な誤解をされちゃいかねないし…)」カァァ

勿論、巴には京太郎と何かいかがわしい事をするつもりなどない。
こうして彼を自室に招いたのも、誰にも聞かれずに相談する為だったのだと断言出来る。
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907: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:56:47.66 ID:NEuP7VO+o

巴「そ、そんな風に謝らなくても良いのよ」

京太郎「でも、待ち合わせに遅れたのは事実ですし…」

以下略



908: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 08:57:22.40 ID:NEuP7VO+o

京太郎「(…でも、言えないよなぁ)」

無論、京太郎は決して人に言えないような事をするつもりなどない。
こうして夜中に巴の部屋へとやってきたのは、あくまでも彼女の相談に乗る為なのだから。
以下略



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