1: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/11/16(月) 01:07:48.58 ID:a5VkSyM50
秋なので頼子と晶葉のSSを書きました。
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2: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/11/16(月) 01:08:34.64 ID:a5VkSyM50
昔の私は「観る」専門でした。本を読んで美術展、博物展を観て。
華やかな世界にあこがれていた私はいつも自分を偽っていました。自分には似合わない、自分には向いていない。
3: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/11/16(月) 01:09:44.06 ID:a5VkSyM50
「頼子、駅前に新しいクレープ屋が出来たみたいだ。早速行くかないか?」
レッスンが終わり、少し事務所でくつろいでいた私を見つけた晶葉ちゃんが急にこんなことを言ってきました。
4: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/11/16(月) 01:11:04.06 ID:a5VkSyM50
私が言うのもなんだけど晶葉ちゃんは素直じゃないです。たまに隠し事をしようとします。
ただそのさいは晶葉ちゃんの視線はあっちいったりこっちいったり。
5: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/11/16(月) 01:11:45.38 ID:a5VkSyM50
「それじゃ、いただきます!」
「いただきます……」
6: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/11/16(月) 01:12:19.66 ID:a5VkSyM50
前に私が言ったことを覚えてくれていたんですね。あれも私と晶葉ちゃんの思い出の一つです。
一人じゃなく、二人ならばおいしく感じるし、出来ないこともできる。助け合いです。
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