過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ5】
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417: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2015/11/28(土) 23:11:34.21 ID:fsQ2DkAIo

夏凜「はぁっ、はぁっ……っ、はぁ……」

天乃「ごめんなさい。夏凜、平気?」

車椅子を押しての全力疾走だったからか

夏凜は呼吸を荒くして、立ち止まる

何部屋分駆け抜けただろうか

案内板は途切れることなく道を指し示すが

ゴールと思しき白い光はどこにも見当たらず、

点滅の激しい非常灯のランプだけが階段を見せつける

夏凜「少し……休憩」

一刻も早くこの屋敷から出たい

そう思いつつも体は不自由で、休みを求めて止まる

幸い、もう声は聞こえてこない

夏凜「一体何なのよ。アレ」

天乃「詳しいことはなんとも。ただ一つ言えるのは、人間じゃなかった」

夏凜「人間じゃないって……機械?」

そういって、夏凜はそれはない。と否定する

あれから聞こえた音声は明らかに人間だと、夏凜は確信していた

機械音声のようなブレは、一切感じられなかったからだ


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