24:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:54:53.71 ID:XoRXJtKL0
アリス「私が行っても、大丈夫かしら?」
ダイナ「あぁ、両親は優しい、アリスの家が見つかるまでなら、きっと泊めてくれるさ」
アリス「そう……ありがとう、ダイナ」
ダイナは彼女の微笑んだ顔を確認した後、「行こうか」と声をかける。彼はアリスの手を握り、そのまま自宅へと連れていく。
彼女はそれに連れられて、その手が離れぬよう、しっかりと、だが曖昧に握りしめる。今の幸せな気持ちに夢中で、ダイナの背を見つめながら優しく微笑んだ。アリスはまるで、ゆめのようだった。
ダイナ「……?」
突然なにか違和感を覚えたダイナは、自分の手を確認する。
アリス「どうしたの?ダイナ?」
ダイナ「……気のせい、か」
そう呟くと、彼は再び家に向かって走り出した。
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