8:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:22:01.92 ID:VsAlktA40
二人「「はぁ……はぁ……」」
しばらく道なりを逃げ、どれぐらい走り続けたかも分からなくなるほど疲労した二人は、先程の女たちがいないのを確認し、近くの木の下に座り込んだ。
少女「あの、ありがとう、お名前は?私はアリスよ」
ダイナ「僕の名前はダイナさ」
少女「ダイナ?偶然!うちの猫もダイナって言うのよ?」
ダイナ「じゃあ僕たちは、なにかしら縁があるのかも」
アリス「うん、きっとそう!――でも、ダイナは死んでしまったの」
ダイナ「そうか、それは悲しい事だね」
アリス「うん」
アリスは俯く。ダイナと過ごした日々を振り返っているのか、その顔はとても悲しみに満ちていた。
その顔を見ていられなくなった彼は、自分の身の上を話した。
ダイナ「僕、実はここの住人じゃないんだ、いつの間にかここに迷いこんでさ」
アリス「そうなの!?」
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