過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「いつものカフェで」
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31:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:21:05.20 ID:5FrFsNLX0
藍子「じゃあ……また、どこかに行きましょうか」

加蓮「えー、いいよ。ここの方が落ち着くんでしょ? 無理しなくていいって」

藍子「無理なんてぜんぜん。加蓮ちゃんのお話を聞いてたら、私もまたどこかに行きたいなって思っちゃいましたから」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:21:35.29 ID:5FrFsNLX0
加蓮「……さーね。そんなの毎日アイドルでやってるから飽きちゃった。だから、藍子が考えてよ――」

加蓮「…………」

加蓮「…………や、それはそれでなんか悔しいな……。できないことをできないからってほっぽり投げるとか私じゃないし。そんなの私じゃないし」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:22:05.32 ID:5FrFsNLX0
藍子「そうだっ。ちょうど1人で行くのはちょっぴり不安な場所があったんです。あっ、でも危ない場所とかではなくて……誰かと一緒に行きたいな、って感じの場所っ」

藍子「だから加蓮ちゃん。もしよかったら、一緒に行ってくれますか?」

加蓮「もー、藍子は仕方ないなぁ。私がついていってあげよう」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:22:35.27 ID:5FrFsNLX0
加蓮「バレない方がどうかしてるって。もう……そんなんじゃ私、ずっと――」

加蓮「と、とにかくっ。私だってその……ええと、行きたい場所……」

加蓮「藍子と……行きたい、場所……」
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35:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:23:05.34 ID:5FrFsNLX0
加蓮「ね、やっぱりここでだらだらしない? その方がさ、藍子と一緒にいるって感じがするんだ」

加蓮「……あ、でも……するんだけど……やっぱりあの温泉は楽しかったっていうか、行ってよかったって感じがしたから」

加蓮「ああもう難しい!」グシャグシャ
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36:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:23:35.29 ID:5FrFsNLX0




藍子「……♪」アップルティー
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37:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:24:05.27 ID:5FrFsNLX0
加蓮「いや……いや、でもさ、こういうのはどっちかっていうのあるじゃん」

藍子「ううん。どっちでもいいんです。カフェに行きたい時はカフェに行って、他の場所に行きたい時は他の場所に行って」

藍子「他の場所が思いつかない時は……やっぱりカフェになるのかな? ううんっ、事務所でもいいです。のんびりと、次はどこに行こうかってお話して」
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38:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:24:35.52 ID:5FrFsNLX0
加蓮「そうだよね……そっか。うん、そうだよ。どっちかなんて考えるから難しくなるんだよね。どっちも、かぁ……」

藍子「加蓮ちゃん。私、やっぱりこのカフェでゆっくりするのが好きです。こうして加蓮ちゃんとお話して、たまに悩みを聞いたり喋っちゃったり、そういう時間が大好きです」

藍子「でも、それと同じくらい、加蓮ちゃんと遊びに行きたいって気持ちもあるから……」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:25:05.33 ID:5FrFsNLX0
加蓮「……ええと、この小指は?」

藍子「約束するんだから、指切りしないと♪」

加蓮「こ、子供かアンタは……ま、たまにはいっか」スッ
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40:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:25:35.32 ID:5FrFsNLX0
藍子「えへっ。じゃ、指切った♪」スッ

加蓮「あ、こら私まだ何も――もうっ」

加蓮「嘘ついたら何もないなら、約束って言えないんじゃ……」
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41:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 19:26:05.57 ID:5FrFsNLX0


おしまい。読んでいただき、ありがとうございました。




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