過去ログ - 二宮飛鳥「死にいたる病あるいは乾燥させた葉を煮出し雌牛の分泌する液体を混ぜた物」
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38:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 13:31:01.33 ID:n95sZXJf0



 ボクの居場所は家庭にも学校にもなかった。

飛鳥「光はどうしてそんなにも馬鹿なんだ!
  ボクらはこれまで幾度も思考実験を繰り返してきた。
  なのに一度も意見の一致が見られない。なぜだ! アミノ酸のせいなのか」

光「アスカは賢いなあ」

飛鳥「父親は嘘吐きだ! 個人の個別の問題を解決するコトがヒーローじゃない。
  個人の自由や権利を追求するコトと、規範や倫理を示すヒーローが相容れないコトなんて分かりきっている。
  ヒーローという超自我を内包した子供は、自己規制の奴隷として押しつぶされる」

光「アスカは賢いなあ。
 自分のコトだけしか考える事が出来ないなんて」

飛鳥「自分のコトだけを考えて何が悪い! ボクらの心に愛はない!
  美味しいものを食べたい! 綺麗な宝石を身に付けたい! 子供を生みたい! もっと父親に褒めて欲しい!」

光「でもヒトはそれだけじゃないだろう」

飛鳥「コギトエルゴスム? ボクの原罪は現在にある。
  ボクは欲する! そこから始まるんだ。自己認識を積み重ね俯瞰風景へと到る。
  その為の最小単位こそがアスカだ。アスカはアスカ以外の何者にもなれはしない」

光「アタシは仮面を被るよ。何者でもないものになるために」


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