211: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/11(月) 00:56:52.24 ID:oFvk9jBd0
「分かりました」
「ブリッジまで案内するので、付いてきてください」
答えを聞いた野田は事務的な返事を返すと、役目は終わったとばかりに歩き出す
いちいち返事など待っていられないと言うのだろうか、スタスタと艦橋の方へ向かって行ってしまった
「悪いな」
「ちょっと行ってくる」
さっさと先へ進む野田を横目に、隣の仙田に挨拶をする
「別にいい」
「観察なら1人の方がやり易いからな」
仙田の興味も演習の方へ移ったのだろうか、欄干に身を乗り出したまま生返事を返してくる
「おい、少し待て」
踵を返して艦橋の方へ振り向くと、先行する野田へ声を掛ける
呼びかけに応じて立ち止まった野田の姿にほっとし、小さくなった背中を追いかけようとしたとき、
ズドォオン
何かが弾けるような重低音が耳をつんざいた
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