255: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/01/21(木) 00:07:09.41 ID:BxWqrcEb0
ある意味で自分が指揮権を乗っ取り、戦いを強行したために、このような状況になったのかも知れない
だが、そんなことを悔いても仕方がないのは艦長も分かっているはずだ
それに、まだ勝利の芽が完全になくなったわけじゃない
「作戦があります」
たった1つだけ、起死回生の策を閃く
もはや作戦と言って良いかどうか分からないほどのものであったが、確かに思いついた
死の間際を肌に感じたからこそ、思いついた作戦
勝利をあきらめなかった仲間が気づかせてくれた九死の策
「作戦……?」
「この後に及んで、何か出来ることがあるというのか」
どうせ何も答えられないと思っていたのだろう、作戦の話に艦長は食いつく
周りの船員も一斉にこちらを振り向き、聞き耳を立て始めた
艦橋が静まり返り、甲板からの銃撃音が響く中、
「艦本体による突撃攻撃」
「つまりは……体当たりです」
思い描いた策を説明する
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