25: ◆tXSQ21DKYs
2015/12/12(土) 01:29:13.65 ID:QvQsG1d2o
世の中には親友を越える関係がある。恋人だとか、家族だとか。
私と穂乃果と、そしてことり。私たちの関係性は親友という枠組みに収まっておらず、家族というものに近かった。
親、だったのだ。私は、穂乃果の親のような役割を担っていた。
ずっと、大人の振りをしてきたのだ。穂乃果のために、ことりのために。
被り続けてきた大人の仮面。私にはそれが必要だと思い込んでいた。
でも、そうじゃない。そんなものはいらなかった。
私はもっと、穂乃果に対して無関心になるべきだった。穂乃果がなにをしようが穂乃果の勝手で、私が口を出すことではない。
関わるのは、穂乃果が迷っている時だけ。例えば、真姫が私に対してしたように。
何事もほどほどに。行き過ぎれば毒となる。
毒は取り除かねばならない。
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