過去ログ - 奴隷少女「私を、守って下さい…」執事「それが貴方の願いならば」
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29: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/12/15(火) 18:25:34.85 ID:TEPnn0cy0
奴隷「……」モジモジ

犬男「どうしたお嬢様、食わないんすか」

猿少年「だからカレーはやめとけって言ったじゃん」

犬男「何だとー。俺は庶民派なお嬢様のお口に合うメニューを考えてだな」

奴隷「あ、いえ、その。大好きです、カレー…年に一度食べられるかどうかくらいのご馳走ですよね」

猿少年「いや、そんな、たかがカレー…むぐっ」

執事(黙りなさい猿)「何か気になることでもございますか、お嬢様」

猿少年「むぐー、むぐー」

奴隷「そ、その…皆さんは召し上がらないのですか?」

執事「我々は後で頂きますよ」

奴隷「あのぅ、そのぅ」モジモジ

執事「?」

雉娘「あ、わかったー。自分一人だけ食べるのに気が引けてるんでしょー」

奴隷「は、はい」

主人が食べた後に片付けをして、自分は残飯を貰う。それが以前の生活だった。
そりゃ今は自分が主人の立場かもしれないけど、どうも落ち付かないし、何より彼等に申し訳ない。

執事「気になさらないで下さいお嬢様、我々は使用人ですから」

犬男「カーッ。執事は鈍感で駄目だねぇ、ヤレヤレ」

執事「鈍感? 私が?」

犬男「お嬢様はお一人で食べるのが寂しいんだろ」

執事「寂しい? 我々がいるというのに?」

猿少年「見られてたら食べにくいだろ。バカ?」

執事「…そうなのですか、お嬢様」

奴隷「は…はい」

思っていたことは犬男と猿少年が言ってくれた。
一応主人である自分がこんなこと言うのは、おかしいかもしれないが...。

奴隷「皆さんと一緒に食べたいです…駄目ですか?」

執事「ふむ…」




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