過去ログ - シン「ユリア、そしてケンシロウ…永遠に」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 18:59:47.14 ID:G5zynS5qO



これは、世界が核の炎に包まれる前のこと


幼馴染かつ表裏一体の拳法を収めるライバル同士であるおれとケンシロウは修練場で試合をしていた




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2:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 19:00:47.36 ID:G5zynS5qO
シン「うりゃっ!!」ヒュバッ

ケンシロウ「ぐっ…」ドズッ


以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 19:01:41.34 ID:G5zynS5qO
この試合には試合故に相手の命をとらないための掟がある。北斗側は相手の秘孔を突かないこと、南斗側は突きや手刀で相手を斬らないことだ

だがおれはあえて毎回それを破りケンシロウを死なない程度に切り裂いている。理由は本気のケンシロウと拳を交えたいから、もう一つは今の甘いケンシロウに危機感を感じるからだ。リュウケンもおれの真意に気づいているのか、おれを咎めようとしない

だが、漢の事情を知らぬ第三者はそうもいかないようだ
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 19:02:48.68 ID:G5zynS5qO
ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー
ーーーーー

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 19:04:26.43 ID:G5zynS5qO
ケンシロウ「危機感といっても…おそらく伝承者はトキ兄さんがなるだろう、おれやラオウ兄さんさん、それにジャギ兄さんも異論はないはずだ」

ケンシロウ「それに、トキ兄さんは北斗神拳を人殺しではなく医療に役立てていくつもりだ。こんな平和な時代だ、これからはおれたちも人のために生きていくよう頑張るべきではないか?」

シン「ケンシロウ…」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 19:05:41.86 ID:G5zynS5qO
おれはどうしても納得がいかなかった

だが、ユリアを幸せにできるのはケンシロウだけというのもまた事実だ

ラオウでも、トキでも、ましてやおれでもない。ユリアはケンシロウを選んだのだ
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 19:06:28.17 ID:G5zynS5qO


ー199X年ー


以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/15(火) 19:09:13.49 ID:G5zynS5qO
今日はここまで

南斗五車星回想編のぐう聖シンを元にした本当はこうだったんじゃね?的な自己解釈SSです

楽しんでいただければ幸いです


9:名無しNIPPER[sage]
2015/12/15(火) 19:10:19.14 ID:u8DzUlJD0
乙でした


10:名無しNIPPER[sage]
2015/12/15(火) 19:42:19.72 ID:kfNz/w3i0


あかん、いつイチゴ味になるのかと勘ぐってしまう俺が居る


11:名無しNIPPER
2015/12/15(火) 21:42:59.33 ID:lDTg14V7O
イチゴ味のシンはグレーゾーンだからな


12:名無しNIPPER[sage]
2015/12/15(火) 21:50:55.14 ID:57XCpZwYO
あれでグレーだと…?


13:名無しNIPPER
2015/12/15(火) 22:57:16.93 ID:oiRt4Qrh0
>>12
あれはあれで行動が原作よりわかりやすいっていうか言動に納得がいくしな
親友から力ずくで奪ったのあっさりと初対面の相手に渡すあたりとか


14:名無しNIPPER[sage]
2015/12/15(火) 23:47:44.26 ID:TfxXLtNwO
真面目な北斗SSは貴重だからな。
大体はニートだったりクロスだったりで。
期待


15:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 20:08:04.20 ID:ZZQMy8syO
荒れ狂う熱光線と放射能はあらゆる生命を消し去っていった
生き残ったのはシェルターへ逃れることに成功した者たちだけ

住処も、食料も、水さえも枯渇したこの世界においては通貨もその価値を失い、権力のありかは金から物理的で直接的なもの、すなわち暴力へと変わっていった

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 20:10:36.11 ID:ZZQMy8syO
ジャギ「ふはは、ケンシロウのやつめ、俺にとどめを刺さなかったのよ!馬鹿な奴だ、俺が足を滑られてできた偶然のチャンスを奴はふいにしたのだ!!」

そんな訳があるか、貴様ごときケンシロウの足元にも及ばん

…しかしケンシロウが馬鹿なのは間違ってはいないだろう。よりにもよってこんな奴の命すら取らんとは
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 20:11:41.10 ID:ZZQMy8syO
…そうなのだ。ケンシロウがいかに甘いかは、この男が醜い顔で生き残っていることが物語っている。

疑念は確信に変わる。無理だ、このままではケンシロウ生き残れない。そしてユリアも同じく…いや、最悪の場合陵辱された挙句殺されてもおかしくない。それこそラオウの手に落ちようものならもう最悪だ

ジャギ「それでもいいのか!!お前ほどの男がなにを迷うことがある!奪い取れ、今は悪魔が微笑む時代なんだ!!」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 20:12:40.08 ID:ZZQMy8syO
ケンシロウ「おやじ、ゆっくり眠ってくれ」

リュウケンの墓の前でまるで危機感のないケンシロウとユリアがいた

ケンシロウ「おれらのことは心配いらない。おれには北斗神拳が、そして何よりもユリアがいる」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 20:14:01.35 ID:ZZQMy8syO
ケンシロウ「それはどういうことだ!?」

ケンシロウがユリアを庇うように入る
…悪いが今日のおれはおまえの親友ではない、ユリアをおまえから奪い去る狂人だ!!

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 20:15:06.39 ID:ZZQMy8syO
お前がユリアと安住の地を求めるなどと腑抜けている間に既に北斗と南斗の争いは始まっているのだ。おまえの長兄ラオウ、そして南斗の将星サウザーの戦いがな!

お前に安住の地で暮らす暇などない、今日を機にお前は非情の戦いに身を置かなけれならないのだ…


以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 20:16:19.57 ID:ZZQMy8syO
シン「お前などおれの敵ではないわ〜〜!!」ぶあ〜


ケンシロウ「狂ったか!!」ダッ

以下略



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