過去ログ - エツァリ「どこまでもお供しますよ、御坂さん」
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27:名無しNIPPER[saga]
2016/01/05(火) 20:22:25.60 ID:XPXq+b3k0

(……うわぁあああああ……)

途端、言われた直後の感情が鮮烈に蘇ってきて、美琴の頬にさっと朱が入る。
初めてだったのだ。いや、もっと過激に愛を伝えてくる同性の後輩がいるにはいるのだが――異性にあんなことを言われるのは、初めてだった。
ぐぅ、と美琴は唸った。恥ずかしさとどうしようもなさで悶えそうだ。医者がいる手前、顔を覆うことくらいしかできないが。
もしここに自分しかいなければ、美琴は顔を覆ったまま、子供が駄々をこねるように、ベッドの上で両足をじたばたさせていただろう。

けれど、と同時に思う。
なぜ彼は、自分を好きだというのか。

無論、美琴はレベル5の第三位。表に出ることも多々あるので、相手側が一方的に知っていた可能性はある。
そして、相手が一方的な恋慕の情を持っていてもおかしくはない。
おかしくはないのだが――




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