13: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/12/24(木) 19:42:56.00 ID:kvJDh1Sbo
「お、どうした?」
小さくこぼれた笑いは、それでもプロデューサーに届いたらしい。
「ちょっとだけ、自信を持ってもいいような気がしてきました」
驚きと恥ずかしさが去った後、雪歩が感じたのは暖かな喜びだった。
春先に担当になってから、プロデューサーは辛抱強く付き合ってくれた。
いつからか、年の離れた兄に対するような想いを抱くようになっていた。
そんな人が『尊敬している』と言ってくれている。
それを信じなければ、これまでの全てが嘘になってしまうような気がしたのだ。
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