過去ログ - ローマ「起きたら雪だるまになってた」【艦これ】
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1: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:35:37.04 ID:5XBrIuKi0
・地の文+名札付き

・クリスマス向け


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2: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:36:30.67 ID:5XBrIuKi0

何かが変。それは目覚めた私が真っ先に感じたこと。

小さな違和感に付きまとわれながらも、その正体は分かっていなかった。

以下略



3: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:37:16.96 ID:5XBrIuKi0

リットリオ「ボンジョルノ、ローマ」

ローマ「ね、姉さん……」

以下略



4: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:37:52.44 ID:5XBrIuKi0

リットリオ「ローマ、私も顔を洗いたいからそこいいかな」

ローマ「ごめん」

以下略



5: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:38:25.93 ID:5XBrIuKi0

顔を洗ってる姉さんを後ろから見てると急に試したくなった。

姉さんの首筋に手を置く――置いたつもりになる。

以下略



6: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:39:14.81 ID:5XBrIuKi0

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


姉さんと連れたってマミーヤに向かう。
以下略



7: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:39:53.66 ID:5XBrIuKi0

そんな評価が付いて回れば私に寄り付く艦娘なんていない。例外も中にはいるけど結局は例外だ。

曲がり角でばったり会った駆逐艦の娘が私を見るなり言葉に詰まったように固まる。

以下略



8: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:40:55.94 ID:5XBrIuKi0

リットリオ「ねえローマ。さっきのみたいなのはよくないと思うの」

ローマ「さっきの? ああ、挨拶しなかったこと?」

以下略



9: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:41:47.80 ID:5XBrIuKi0

ローマ「それより姉さん。私はどう見えてるの?」

リットリオ「どうっていつも通りのローマだけど」

以下略



10: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:42:27.05 ID:5XBrIuKi0

「ローマ、一体どうしたの?」

転機というのは自分が想像してない時にやってくる。

以下略



11: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:43:00.66 ID:5XBrIuKi0

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


霧島を近くの待合所まで連れてきて、今の自分の状態を説明する。
以下略



12: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:43:45.28 ID:5XBrIuKi0

霧島「変な物を拾い食いしたとか」

ローマ「私は駄犬か」

以下略



13: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:44:37.76 ID:5XBrIuKi0

霧島「そんなことは言うものじゃありません」

怒ってるような、そんな雰囲気を霧島は漂わせていた。

以下略



14: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:47:10.69 ID:5XBrIuKi0

霧島「はい、そんなわけでどうするか考えましょう! 考えなしに動くようでは頭脳派とは言えませんからね」

ローマ「……力任せのごり押しのほうが得意なくせに」

以下略



15: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:49:18.79 ID:5XBrIuKi0

霧島「それだと時間がかかりすぎるでしょうから、首に掛札でもしては? 『私は雪だるまです。見える者はすぐに私の所に来なさい』とでも書いておけば」

ローマ「あんた、私をどうしたいんだ!」

以下略



16: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:50:09.66 ID:5XBrIuKi0

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


結局、霧島との話し合いはこれといった解決策も出てこないまま空振りに終わった。
以下略



17: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:51:07.75 ID:5XBrIuKi0

どうしよう。声をかけたほうがいいのは分かるけど、こんな表情の相手にどんな第一声をかければいいのかが分からなかった。

皮肉や憎まれ口なら私らしいとは言えるのかもしれない。

以下略



18: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:52:05.68 ID:5XBrIuKi0

ローマ「……分からないんだけど、霧島はどうしてそこまで私に構う?」

霧島「困っているのではないですか?」

以下略



19: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:53:02.60 ID:5XBrIuKi0

霧島「何かがあって雪だるまになったんでしょうから大丈夫ですよ。戻す方法はきっとありますから」

ローマ「どうだかっ……くしゅん!」

以下略



20: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:53:39.61 ID:5XBrIuKi0

肩肘を張るのが少しだけ億劫になってきて、そんな緩みが口を滑らせていた。

ローマ「……今日はあんたのおかげで少し安心できた。ありがと」

以下略



21: ◆xedeaV4uNo[sage]
2015/12/26(土) 17:54:43.68 ID:5XBrIuKi0

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「メリークリスマス!」
以下略



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