過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「大台突入の10です!」【永水】
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28: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2016/01/06(水) 19:24:19.59 ID:uPO9RBCao

巴「…こんな私でも受け入れてくれる人がいるのですから、家に縛られるのも馬鹿らしいと思っただけです」

安堵と信頼感が混じるその言葉は、いっそ誇らしそうでさえあった。
巴の前にいる三人だけではなく、周囲にもハッキリと伝わるそれに控室の中でざわつきが大きくなっていく。
この場に集っている巫女達は、全員、神代とは分家の関係にあるのだから。
家 ―― ひいては神代そのものの否定に繋がる言葉に、どうしても驚きを隠し切れない。

「狩宿の娘が生意気な事を…!」

「貴女はそれでも六女仙なのですか…!!」

「全ての巫女を代表する者としてあるまじき発言ですよ!!」

そんな驚きも数秒もすれば収まっていく。
その代わりに彼女達の胸を襲ったのは理解不能な怒りの感情だった。
この娘は自身が何を言っているのか分かっているのか。
そんな言葉を思い浮かばせるその源を、彼女達は理解してない。
家と言うものから解き放たれつつある巴に、嫉妬めいた感情を覚えているなど自覚出来るはずがなかった。



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