過去ログ - 二宮飛鳥「キミとボクの特別な夜」
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1: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2016/01/02(土) 02:00:41.60 ID:uRg90g2Uo
飛鳥「──……ああ、誰かと思ったらキミだったか」

飛鳥「……『やっぱりここに居た』、か。フフ……やはりキミは、ボクの事をよく理解っているみたいだ」

飛鳥「…………」

飛鳥「コーヒーの差し入れ? ……やれやれ、別に気を遣わなくてもいいのに」

飛鳥「まあ、だからといってキミの好意を無碍にする気はないよ。……さすがに少し肌寒いと思っていたからね」

飛鳥「ん。砂糖とミルクも用意してるって? 随分と用意がいいね」

飛鳥「それじゃあ、砂糖は貰うとしよう。……ああ、ミルクはいいよ。折角のコーヒーの風味が薄れてしまう」

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2: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2016/01/02(土) 02:01:42.66 ID:uRg90g2Uo
飛鳥「…………」

飛鳥「……うん、美味い。やっぱり、××××の淹れるコーヒーはボクの舌によく馴染むみたいだ」

飛鳥「…………なんだい、その顔は」
以下略



3: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2016/01/02(土) 02:02:22.82 ID:uRg90g2Uo
飛鳥「それにしても、今年は本当に色々なことがあったね」

飛鳥「キミと出会い、偶像世界という未知の場所に飛び込んで……」

飛鳥「蘭子や乃々、小梅、比奈さん……それにファンのみんな……」
以下略



4: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2016/01/02(土) 02:03:25.28 ID:uRg90g2Uo
飛鳥「ボクはまだまだ無知で無力な子どもだったから……出来ることといったら、エクステを付けたり、ファッションに拘ってみたり、ちょっと小難しい言い回しを使ったりすることくらいで……」

飛鳥「だけど、そんなささやかな抵抗しかできなかったボクに、キミはありのままのボクを表現するための舞台(ステージ)と、世界と戦うための歌や踊り(ブキ)を与えてくれた……」

飛鳥「ボクという存在は、キミと出会って初めて、この世界において意味を持ち始めた……大袈裟だとキミは笑うかもしれないけど、ボクは心からそう思っているんだ」
以下略



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