過去ログ - 【デレマス】アイ・キャン・フライ【スカイライダー】
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13: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/09(土) 23:50:38.82 ID:nHiGae130
「単独飛行を行うライセンスを取るためには、最低でも8回分のダイビング経験が必要だ。
 だからこの間やった実地で1回分として、残りの7回分をここで消化する。
 ライブのメイキング番組にかこつけて、開業前の施設を特別に使わせてもらう形だな」

「フフーン!ボクなら当然の扱いですね!」

曲がりなりにも自身の扱いが特別ということに、ひとまず幸子は満足した。
単独スカイダイビングの前提という部分は引っ掛かったが、それ以上に日本初上陸の施設に踏み込める好奇心が勝っている。
そしてそのドヤ顔に被せるが如く、プロデューサーが幸子の肩をポン、と叩く。

「それじゃ、駐車場行こうか!」

「え?…今からですか?」

「ライブまで日数がないからな。青木トレーナーと相談して、もうレッスンスケジュールにも織り込んである。
 なぁに、1回の時間は短いし場所も近い。レッスン明けでも楽々通えるから負担増にはならないさ」

プロデューサーの言葉はたしかに理に適っている。
だが、幸子はまだその場を立たなかった。そしてわかりやすいほど不機嫌な表情。
それはスカイダイビングをしたくない、という単純な意思表示ではない。

「この間はヘリの構造上、同時に2人以上降りれないからしょうがなく先行ったけど…もうあんなことはしない。ごめん。
 荷物持ちにしろカメラマンにしろ、今度は必ず一緒にいるから」

「…これからは勝手に行かないでくださいよ?」

両肩をがっちり掴み、目を見て真摯に謝罪する様にようやく機嫌を直す。
強引な部分も多々あれど、要所できちんと自分の意を汲んでくれるプロデューサーのやり方を、幸子は嫌いになれなかった。

事務所の契約する月極駐車場に2人が到着したのは、それから30分後のことである。


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