過去ログ - 【デレマス】アイ・キャン・フライ【スカイライダー】
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◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/01(月) 02:39:00.93 ID:HVX/IHS+0
なるほど、と幸子は納得した。
複雑な技術論でも、抽象的な精神論でもない確かな感覚。
ダイビングではなくグライダーとはいえ、経験者だけあって筑波洋の話には説得力があった。
ただ同時に、彼の言った通りだとするなら引っ掛かることがある。
以下略
42
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/02(火) 02:46:16.11 ID:FUhmjhUS0
<R←------I>
フライステーションでの最後の調整日。
既にグライダーで空を舞う洋にとっては、座学も実地も全く苦にならない。
以下略
43
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/02(火) 02:47:44.84 ID:FUhmjhUS0
(気付いてたと見るのが妥当、かな)
ふと、輿水幸子が不自然に言葉を飲み込んだ瞬間を思い出す。
仮に彼女が洋自身の問題に気付いていたとして、もし問われたらどう答えるつもりだったのか。
以下略
44
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/02(火) 02:49:42.98 ID:FUhmjhUS0
映像が終わる。
レコーダーに接続したカメラを回収し、明日の撮影に向けた出発準備に戻る。
その中で思い返すのは、やはり決闘のことだった。
以下略
45
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/03(水) 02:48:31.52 ID:U9rjL5TR0
<R------→I>
ライブを前日に控えた夜。
一介のカメラマンと違い、出演者と舞台関係者総出で移動した輿水幸子は、
富士山の見える小奇麗なホテルで前日泊していた。
以下略
46
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/03(水) 02:49:55.02 ID:U9rjL5TR0
「…それで結局、あの話はなにかわかりましたか?」
ややあって、上機嫌な幸子が表情を引き締め、自ら話を変えた。
プロデューサー用に取った宿の一室に幸子がわざわざ乗り込んできたのは、
別に撮影の成功を報告したりドヤ顔するのが目的ではないのだ。
以下略
47
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/03(水) 02:52:23.28 ID:U9rjL5TR0
「これが困ったことに、現実に起こったのは確かなんだよ。
報道部に当時ニュース対応した人間がいたから、言質も取ってある。
信じ難いのはよくわかるけどね」
「ま、まぁそれが事実として…それと洋さんがどうつながるんです?」
以下略
48
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/03(水) 02:53:30.96 ID:U9rjL5TR0
「この後、洋さんはどうなったんですか?」
「さぁな…写真より先の記録がないから、彼が生きてこの場にいるという事実しか手掛かりがないんだよ」
頭を軽く掻きながら、プロデューサーは申し訳なさそうにそう言う。
以下略
49
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/03(水) 17:08:42.14 ID:U9rjL5TR0
<R←------I>
早朝の富士に朝日が差す。
太陽の光が降り注ぐのは、富士山麓に広がる荒野も例外ではない。
以下略
50
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/03(水) 17:10:22.77 ID:U9rjL5TR0
「守谷、この決闘の意味はなんだ?
仇討ちならこんなに時間が経ってから行う必要などなかったはずだ」
「仇討ちは残された者の意志によるもの、という問答を期待しているワケではなさそうだな。
それに今になって、というのは間違いだ。今だからこそ意味があるのさ。
以下略
51
:
◆oZuontUvSM
[sage saga]
2016/02/03(水) 17:11:11.07 ID:U9rjL5TR0
覚悟を決めた洋は、両拳を引き手にし一気に腰に落とした。
そして左手を広げた状態で前に突き出し、下から大きく一回転させる。
「スカイ!」
以下略
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