過去ログ - 黒髪少女「武器の手入れをお願いします」単眼少女「……」
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2016/01/11(月) 02:12:24.20 ID:X2ffE8rP0
(何か価値のあるものでしょうか?)
一しきり時間が経つと、老人はベッドに潜り込んだ
それが何なのかは分からないが、そこにいる老人こそが彼女を縛る人物であるというのは理解が出来た
だが、テリアはどうする事も出来ない。例え自分が動いたところで、彼女は喜びはしないと知っていたからだ
これも運命の廻り合わせと諦め、その場から離れようとした
……が、その廻り合わせは時として思いもよらぬ方向へ人を誘う事がある。それも連続でだ
「……」
「あ……あー……」
あまりにも運が無さ過ぎた
家の裏から出てきた瞬間、テリアは彼女と鉢合わせになってしまったのだ
勿論言うまでもないが、単眼の彼女は目に見えて怒っている
「……何をしているの?」
偶然通りかかった……では済まされないであろうこの状況で、図々しくもテリアはその言葉を言い放った
「……」
「まぁ、信じるかどうかは貴女次第ですけど……フフフ」
飄々と、そして堂々と振る舞う事であくまでも真意を悟らせまいとする。テリアの得意の手法
意味と理由のない虚栄を見た彼女は表情を変え、テリアの顔を見据える
真っ直ぐに大きな瞳はテリアを捉え、離そうとしない
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