過去ログ - 貴音「あいすくりぃむ・しんどろぉむ」
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31:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/14(木) 12:23:36.41 ID:1diUY5Sq0
溶けてしまったアイスを食べ終え、何をするでもなくベンチに座って呆けていると、いつの間にか日が暮れかかっていました。帰ろうとして腰を上げようとすると。

店主「ちょっと待ちな」

さっきまでアイスクリームを売っていたはずの店主が、いつのまにか目の前に立っていました。

貴音「……なんでしょうか」

店主「さっきアイスクリームを売りながら、ちょくちょくここを見てたんだが……どうも様子がおかしかったんでね。なんか悩んでるのかい?」

貴音「いえ、なんでもありませんよ」

店主「そうか……ならいいんだが。
……一つ言っておこう。いうまでもないことだが、そこまで悩んでるんだ、後悔しない道を選ぶんだね。そして……成功するにしろ失敗するにしろ、変わる景色を、恐れてはいけないよ」

店主「それじゃ、俺は店仕舞いしなくちゃいけないんで、これで」

貴音「……はい、お疲れ様でした」

そうして、私は自宅へ向かう道へと歩き出しました。


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