13:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:45:03.83 ID:p8s59x6z0
「そんな不器用でまっすぐなあなたと一緒だったからこそ私はアイドルを続けることができたんです。だから私と…あれっ?」
泰葉の目から涙がこぼれていた。
14:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:46:03.39 ID:p8s59x6z0
「だって私嬉しいんですよ。ずっと待っててくれて。10年も待っててくれるなんて思ってなかったんだから。だってどう考えたってあり得ないでしょう?10年も告白を待って、それでも一緒にいてくれるなんて。」
その涙は止まらなかった。
「なんで待ってたの!?こんなわがまま普通真に受けないでしょ!?私が裏切ったらどうするつもりだったの!?」
なんか挙げ句の果てに怒られてしまった。理不尽である。
ちょっとだけ不満が頭をよぎると、今度は抱きつかれた。
15:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:46:56.32 ID:p8s59x6z0
「すいませんでした…。告白をめちゃくちゃにしてしまって…。」
「いやそもそも僕が噛んだのが悪いわけだし…。」
泰葉がひとしきり泣き終わると今度は反省会みたいな雰囲気になってしまった。夜空の下2人でベンチに並んで座っていた。なぜこうもうまく行かないのか。
「あっ。そうだ。」
僕はあることを思いだし、スーツのポケットを探る。そして小さな黒い箱を取り出す。
16:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:48:19.84 ID:p8s59x6z0
「はい、プロデューサー。いえ、ーーーさん。」
その日僕は『岡崎泰葉のプロデューサー』を終わりにした。
17:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:49:23.11 ID:p8s59x6z0
本編は以上です。少し休憩後おまけを投下します。
18:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:58:40.93 ID:p8s59x6z0
後日談投下します。
19:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 08:59:25.90 ID:p8s59x6z0
岡崎泰葉ラストステージ&告白&プロポーズから半年の月日が流れていた。
泰葉はアイドルだけでなく芸能活動を引退していた。それなので今は専業主婦となっていた。
泰葉なら女優としてもやっていけるだろうにと思ったが本人いわく「今はこれでいいんです。」とのこと。ちょっと残念な気もするが本人が納得しているならそれでいいだろう。
20:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 09:00:09.87 ID:p8s59x6z0
そんなある日の朝食。食卓の上には白いご飯に味噌汁、焼き魚そして納豆がのっていた。やっぱり日本人ならこれだよなあ〜。
ところで泰葉かなり料理が得意だった。なんでも葵に教わったらしい。
そんな彼女は目の前で同じく朝食を食べていた。女性らしく少しづつご飯を口に入れていた。ああ綺麗な唇してるなあ。
「ーーーさん?」
また見とれていた…。
21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 09:00:46.98 ID:p8s59x6z0
玄関で泰葉が声をかけてきた。
「今日は早く帰りますか?」
「うん。最近はそんなに忙しくないから。」
「だったらお願いしてもいいですか?」
「どうしたの?」
22:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 09:01:25.29 ID:p8s59x6z0
泰葉は顔を真っ赤にしていた。
きっと僕の顔も同じだったろう。
だから首を縦に振ることしかできなかった。
今でも彼女はまっすぐなのだ…。
23:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 09:02:36.15 ID:p8s59x6z0
以上です。
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