255: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/24(日) 20:44:17.35 ID:DJRYJjCe0
  
 ――修練場―― 
  
 勇者「ふっ! はっ! っと!!」ヒュヒュヒュ 
  
256: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/24(日) 20:52:28.80 ID:DJRYJjCe0
  
 歌姫「汝が鍛錬を演舞だが演武だか、わからぬが一心不乱に槍を振るい始めた時から」ニコッ 
  
 勇者「最初から居たんじゃねえか」ハァ 
  
257:名無しNIPPER[sage]
2016/01/24(日) 20:52:53.54 ID:y4z2UCqFo
 B 
258:名無しNIPPER[sage]
2016/01/24(日) 20:54:46.85 ID:Czb4YLDZo
 D 
 「ご馳走様でした!」と深くお辞儀 
259: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/24(日) 21:06:50.50 ID:DJRYJjCe0
  
 ばれてる。やっぱりばれてる。 
 一縷の望みがあった。いや、あの状況で、しかもあの言葉は九分九厘ばれていただろう。 
 しかし、それでも、もしかして、やたらエロティックな体だったから、自分のことに対して「好色家」との表現を使ったんじゃないかって思った。 
  
260: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/24(日) 21:22:03.05 ID:DJRYJjCe0
  
 歌姫「なんじゃ、やっぱり汝は特殊性癖をもっておったのか?」 
  
 勇者「いや、それは違う。俺は確かに歌姫の脇や肩甲骨をみた。しかし、全てが美しかった。だから、どれに見惚れるとかじゃなくてだな、全てを堪能させてもらった」 
  
261:名無しNIPPER[sage]
2016/01/24(日) 21:25:14.49 ID:RsVLyNi4o
 C 
262:名無しNIPPER
2016/01/24(日) 21:27:33.40 ID:1GXgHnQf0
 同意の上じゃないとな 
263: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/24(日) 21:32:47.37 ID:DJRYJjCe0
  
 そんなの決まってる。 
  
 勇者「同意の上じゃないとな」 
  
264: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/24(日) 21:36:56.08 ID:DJRYJjCe0
  
 腹を抱えて笑う。目じりに涙が溜まっていたが、それでも構わず笑う。 
 朝の修練場に歌姫の笑い声が木霊するが、まったく構わずに笑っていた。 
  
 いきなり笑い始めた歌姫を、俺はどうすればいいのかわからず、ただ見ることしかできなかった。 
265: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/24(日) 21:39:40.20 ID:DJRYJjCe0
  
 歌姫「汝――いや、そなた、暇があれば妾の部屋にでもこい。歓迎するぞ」ツカツカ 
  
 勇者「あ、おい!」 
  
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