66: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:18:35.53 ID:1n+TLc+M0
  
 ――木人訓練にしよう。 
  
 なんだか、オリエント的な良さがある訓練のような気がする。 
  
67: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:24:32.96 ID:1n+TLc+M0
  
 ――木人訓練場―― 
  
 勇者(……木人訓練場はすぐに見つかる、てか、すぐそばにあった。だが、) 
  
68: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:30:11.43 ID:1n+TLc+M0
  
 しかし、これは突いただけで薪がさらに細かくならないか、不安だ。 
  
 そう思い、槍先で試しに突いてみた。 
  
69: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:33:46.60 ID:1n+TLc+M0
  
 目で追っていた頭を叩くはずだった薪が虚しく揺れている。 
  
 それを回避したら、膝裏と胸だ。予測していなかった。 
  
70:名無しNIPPER[sage]
2016/01/22(金) 21:35:06.83 ID:YlSloX/Do
 薪「獲物が来たぜ」 
71: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:38:29.94 ID:1n+TLc+M0
  
 額を押えて、それを読むと 
  
 『初心者冒険者へ 
 この訓練は一度はじめれば簡単にはやめられない。 
72: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:43:12.73 ID:1n+TLc+M0
  
 勇者「くそおおおおおおおおおおおお!!」 
  
 切る、裂く、突く、払う。 
  
73: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:47:24.46 ID:1n+TLc+M0
  
 無論、収穫はある。 
  
 最初、振るうだけでもつらかったというのに、振るうたびに槍が手になじんでいく。 
  
74: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:53:10.75 ID:1n+TLc+M0
  
 勇者「しかし、どうするかな?」 
  
 あたりを見回すと、木は増えている。 
 恐ろしいほど、囲まれた。 
75: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/22(金) 21:53:38.06 ID:1n+TLc+M0
 ごめんない 
  
 ↓2で 
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