過去ログ - 【R-18】本気の一色いろはは小悪魔どころじゃない
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 21:42:08.71 ID:2jOclWgVo
「あー、まぁな。痴漢ってのはどう考えても必然性がねぇ。ある意味殺人や窃盗なんかより重罪だろ」

「それもまた極論ですね……」

「だって人殺さないといけない状況はあっても、痴漢しないといけない状況なんてこの世にねぇだろ。やるやつの理性が足りんだけだ。なのに恐怖を味わうのはお前みたいなか弱い女の子なんだぞ、許せるかこんなの」
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 21:43:05.42 ID:2jOclWgVo
よくわからないが一色は頬を染めてどぎまぎし始めた。やめろ俺まで落ち着かなくなるだろ。

「いえ。わたし、先輩になら……。あの!もっとお願いしてもいい、ですか?」

「……ある程度ならな。特別だぞ」
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 21:46:33.84 ID:2jOclWgVo
「……は?」


* * *

以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2016/01/21(木) 21:56:54.47 ID:Zx8VJq7Lo
ふむ
続けたまえ


13:名無しNIPPER[sage]
2016/01/21(木) 21:58:33.55 ID:JN3HYALzo
渋にもあげてるね?


14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 22:14:03.89 ID:2jOclWgVo
「いや、俺に触られたら余計不信になんじゃねぇの?」

「何言ってるんですかバカなんですか先輩。なるわけないじゃないですか」

なんでだよと考えるとどつぼに嵌まりそうなので考えないことしにした。
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 22:14:32.40 ID:2jOclWgVo
>>13
あ、すみません書くの忘れてましたがそうです


16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 22:15:47.46 ID:2jOclWgVo
幼さの残る佇まいのその奥に、確かに見える色気を感じ鼓動が早くなった。

息を呑み、心を静めるよう務め、なんとかかんとか正常な答えを返す。

「……いや、俺、お前と恋人同士じゃねぇし」
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 22:17:55.09 ID:2jOclWgVo
一色はそう言うと立ち上がり、俺に背を向け黙ってじっとしている。

「……俺にどうしろってんだ」

「だからー、キモくて怖くて抵抗できなかったんです。そこで先輩ですよ。先輩で練習したらきっと抵抗できるようになるんじゃないかなーと」
以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 22:18:40.10 ID:2jOclWgVo
俺さっきからお願いされすぎだろ。そんでお前は無茶なことお願いしすぎだろ。あれ、ていうかなんでやる流れになってんだ。俺やるって言ったっけ。

「さっきは、えーと。すっとわたしの後ろに立ってー」

渋々立ち上がり、一色の後ろに立つ。いや近いよこれ。背の低い彼女の頭が俺の顔のすぐ傍にある。
以下略



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