過去ログ - 神様「勇者も魔王もいなくなった世界で」
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◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:35:28.68 ID:skfhj+7I0
神様「御機嫌よう」
少女の腹の虫が鳴き出した頃、神は食事を持って再訪した。
少女がそれらを平らげると、神はテーブルを拭きながら聞いてきた。
以下略
16
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:36:03.52 ID:skfhj+7I0
神様「そこまで考えたご褒美に、貴方の疑問にお答えしましょう」
少女「答えがあったのですね」
神様「まず、最初の疑問の答えです。何百年か前にも両種族は争い、互いに疲弊し決着がつかずに終戦を迎えました。そして両種族とも長年互いへの嫌悪感を増幅させていき、そしてある事件をきっかけに、再び争いが始まったのです」
以下略
17
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:36:30.67 ID:skfhj+7I0
人間の国には1人の姫君がおりました。
大変愛らしいその姫君は、人々の愛をその身に受けて育ちました。
しかし時代は人間と魔物が互いへの嫌悪感を増幅させている真っ最中。
以下略
18
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:36:56.89 ID:skfhj+7I0
少女「お姫様は何をしたのですか?」
神様「今回はそれを宿題にしましょうか」
少女「まるでわかりませんね」
以下略
19
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:37:35.16 ID:skfhj+7I0
それからまた時間は経過し、食事を済ませると、神は早速話を切り出してきた。
神様「答えは出ましたか?」
少女「わかりませんでした」
以下略
20
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:38:12.36 ID:skfhj+7I0
世間知らずの姫君はある日、好奇心から、立ち入りを禁止されていた森の中へと1人足を踏み入れてしまいました。
そこは人間、魔物関係なく、ならず者が潜んでいる森だったのです。
ならず者の中にか弱い女性が1人――これは格好の餌食です。
こうして姫君はならず者達の餌食になり、命は無事だったものの、心を壊してしまわれたのです――
以下略
21
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:39:21.57 ID:skfhj+7I0
少女「それが争いのきっかけですか?」
神様「王が粛清した者の中には、その日偶々森に遊びに来ていただけの、魔物達の王子がいたのです」
少女「その王子はお姫様に何もしていないのですか?」
以下略
22
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:41:49.56 ID:skfhj+7I0
>>21
最初の3行コピペ忘れあり、貼り直します。申し訳ありません。
神様「ですから姫君は、争いを不本意に思う気持ちすら無くなってしまったのですよ」
以下略
23
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:42:17.87 ID:skfhj+7I0
『…! ……!』
なに…? 誰かの声?
『…きて…戻ってきて!』
以下略
24
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:42:46.97 ID:skfhj+7I0
少女「……」
神様「おはようございます。少々遅い目覚めでしたね」
少女「夢、か……」
以下略
25
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/23(土) 17:44:39.04 ID:skfhj+7I0
今日はここまで。
あと2、3日で完結させます。
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