過去ログ - 神様「勇者も魔王もいなくなった世界で」
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名無しNIPPER
[sage]
2016/01/23(土) 18:36:13.88 ID:A5FvLdX9o
乙
27
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/23(土) 21:34:53.38 ID:IYByzmz2o
これは楽しみだ
28
:
名無しNIPPER
2016/01/24(日) 01:57:09.20 ID:bvbDz1Pf0
ヘルパーの人か
29
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/24(日) 09:22:41.77 ID:8rZ/IC0fo
てことは暗黒騎士の人?
30
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/24(日) 17:01:36.11 ID:eDpE38i00
少女「ご馳走様でした」
神様「貴方はここに来てから、食事を1度も残していませんね」
少女「はい」
以下略
31
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/24(日) 17:02:06.23 ID:eDpE38i00
少女「神様は、そんな私をどうお思いですか?」
神様「私が…ですか?」
少女「私自身は、そう言われたからと言って、自主的に動こうという気が起こりません」
以下略
32
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/24(日) 17:02:32.95 ID:eDpE38i00
少女「……神様、質問してもよろしいでしょうか」
神様「えぇ、どうぞ」
少女「私の心は…壊れているのでしょうか?」
以下略
33
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/24(日) 17:03:17.13 ID:eDpE38i00
神様「壊れてなどいませんよ」
神の返答は、想像と違った。
神様「貴方のご想像を当ててみましょう。貴方は――『自分が姫だったのではないか』とお思いですね?」
以下略
34
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/24(日) 17:03:51.52 ID:eDpE38i00
神様「しかし、昨日とは事情が変わったと言えばどうでしょう?」
少女「事情ですか?」
神様「はい。…実は記憶を消される前、貴方にとって大切だった方々が…貴方に会いたがっていらっしゃいましてね」
以下略
35
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/24(日) 17:04:22.64 ID:eDpE38i00
少女は初めて部屋の外に出た。
部屋の外は廊下ではなく、ただただ広がっている黒い空間だった。
少女は神に先導されて歩きながら理解した。自分がいた場所は『世界』から隔離された場所なのだと――
やがて扉の前にたどり着き、神はゆっくり扉を開けた。
以下略
36
:
◆WnJdwN8j0.
[saga]
2016/01/24(日) 17:04:52.84 ID:eDpE38i00
少女「……!」
扉から出ると、荒野が広がっていた。
足元には人間と魔物の死体が転がっていた。戦闘の跡を思わせる傷で、死体はボロボロだった。
以下略
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