過去ログ - 神様「勇者も魔王もいなくなった世界で」
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37: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/24(日) 17:05:52.07 ID:eDpE38i00
今日はここまで。明日完結行けるかと思います。


>>28>>29 どちらも自分で間違いないです(´・ω・)b


38:名無しNIPPER
2016/01/24(日) 19:57:00.08 ID:Ax6qoFPIO
やな予感しかしない


39: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:38:24.29 ID:NxiNJv/e0
少女「あの、ご、ごめんなさい」

魔法使い「? どうしたの勇者?」

少女「あの…何も覚えていなくて」
以下略



40: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:40:37.21 ID:NxiNJv/e0
少し頭を働かせれば、記憶が無くてもわかってしまうものなのか。

戦士『お前は勇者だよ。かつて人間達を導いた英雄の末裔だ』

勇者として祭り上げられ、きっと私は流されるまま勇者を受け入れてきた。
以下略



41: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:41:35.49 ID:NxiNJv/e0
神様「考える時間は必要でしょうか、お人形さん?」

僧侶「人形? 勇者さんは人形ではありません!」

少女(……違う)
以下略



42: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:45:00.94 ID:NxiNJv/e0
神様「やはり当事者達は自覚がないようですね」

僧侶「自覚…?」

神様「彼女は気付いたのですよ。自分はずっと、人々から都合良く操られていただけの“人形”だったと」
以下略



43: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:45:41.48 ID:NxiNJv/e0
少女「…私と神様、戦ったんですね」

神様「えぇ」

少女「貴方も魔物達を見捨てるのですか?」
以下略



44: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:46:16.70 ID:NxiNJv/e0
少女「ねぇ神様」

神様「何でしょう」

少女「どうして私と会うまで、逃げなかったんですか?」
以下略



45: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:46:54.12 ID:NxiNJv/e0
少女「……後悔していませんか?」

神様「何をです?」

少女「自分で『流されている』ことに気付けた貴方なら、逃げずとも違う生き方を歩めたのでは」
以下略



46: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:47:34.86 ID:NxiNJv/e0
神様「私を愛せとは強要しません。貴方が私の側が嫌になれば、私は貴方を手放すと約束します」

少女「……いえ、それよりも」

神様「?」
以下略



47: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/25(月) 18:48:18.17 ID:NxiNJv/e0
ご読了ありがとうございました。
思考を放棄できる優しい世界って素敵。


過去作こちらになります。普段は恋愛モノ多めです。
以下略



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