41: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 01:40:17.18 ID:bcG9syDG0
「凛ちゃん、今年もプロデューサーにチョコを渡すのかしら?」
42: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 01:41:05.50 ID:bcG9syDG0
「えっ?それって…」
43: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 02:04:00.73 ID:bcG9syDG0
時も所も変わって夜の自宅。
私は自分のスマートフォンと睨めっこ。
別に暗くなったディスプレイに映る自分に勝ちたかった訳では無い。
44: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 02:06:19.54 ID:bcG9syDG0
『夜、会ってくれますよね?会ってくれナイト…』
45: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 02:11:18.80 ID:bcG9syDG0
…結局私は酒類に手をつけなかった。
なんだか、ズルをしているみたいで。
それに、せっかく頑張ったのに最後の最後で逃げたくない。
46: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 13:39:17.20 ID:DltBwcCqO
47: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 13:42:06.71 ID:DltBwcCqO
「まだ少し冷えますね。珈琲淹れましょうか?」
48: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 13:51:01.82 ID:DltBwcCqO
雪が溶けてゆく様に、テーブルに散らばった書類をパパッと一つにまとめて鞄にしまうプロデューサー。
その開けた鞄から、可愛くラッピングされた小さな小袋が覗いていた。
49: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 13:56:00.09 ID:DltBwcCqO
「ふふっ、少し真面目な話をしていいですか?プロデューサー?」
50: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/02/13(土) 13:56:52.81 ID:DltBwcCqO
もう、迷いはない。
今ならちゃんと、微笑んで伝えられる。
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