過去ログ - P「伊織と貴音を連れて,食事に行く」
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32:名無しNIPPER[saga]
2016/01/26(火) 23:42:30.69 ID:YUCQRze/0
「なるほど……事務所に『例のアレ』がいるかもしれないので、お二人は怖がっておられると」


 貴音が、持っていたフォークを机の上に置く。あれだけ山盛りだったマカロニも、今や綺麗に平らげられ、

後にはぴかぴかのお皿が置いてあるだけになっていた。


「そして『例のアレ』の話だと言うのに、わたくしが怖がっていない事が、不思議でたまらないと――そう仰りたいのですね?」

「そ、そうよ! 貴音の言うとおり……なのに何で、あんたはそんなにも冷静でいられるのよっ!」


 問い詰めるような私の言葉を聞いた貴音は、控えめに髪をかき上げ……そして、私達の予想もしていなかった返答をしたのだ。


「案ずる事はありません。わたくしには、全ての謎が解けております」


 そう言って、この銀髪の女性は妖しく微笑んだのだ――。



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