2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/26(火) 20:02:40.88 ID:Sj2oz4650
あれから、10年が過ぎた。
あの不思議な日々から10年。身体が縮み、命を狙われ、そして彼と出逢ってから10年。
今でも現実と思えないあの日々。
3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/26(火) 20:06:45.62 ID:Sj2oz4650
哀「んー……今日はトーストにしようかしら」
独り言を呟きながら、まだ重い瞼を擦りつつ洗面所へ向かう。
哀「うわ、酷い寝癖ね……」
4:名無しNIPPER[sage]
2016/01/26(火) 20:19:40.66 ID:DyECywaSo
なんか期待
5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/26(火) 21:09:33.87 ID:Sj2oz4650
哀「えーっと、冷蔵庫の中は……。卵が期限近いから目玉焼き。いえ……スクランブルエッグね」
即興で献立を考えるのも楽じゃない。
今になって家事の大変さを改めて感じる。
6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/26(火) 21:18:40.29 ID:Sj2oz4650
無邪気に笑って駆けていく彼を見ると、朝辛いのも忘れてしまう。
それに、彼に料理を作るのはもちろん大変だが苦痛には感じない。
何故なら、彼は私の最愛の人と言うだけでなく……。最愛の夫になったからだ。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/26(火) 21:29:37.98 ID:Sj2oz4650
しかし、命を懸けて過ごしていた日々はいつの間にか、彼と私の距離を縮めていた。
そして、組織と決着をつける直前、彼から想いを告げられた。
「今も……。そして、この闘いが終わっても……。オレのそばにいてくれねーか」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/26(火) 21:37:33.77 ID:Sj2oz4650
組織から解放されて、私達は日常を取り戻した。
慣れない事もあり不便も感じた事もあるが、彼は献身的に私を支えてくれた。
順調に交際は続き、元の身体に戻ってから3年後。遂に彼からプロポーズを受けた。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/26(火) 21:39:12.18 ID:Sj2oz4650
本日はここまでです。
また後日。
10:名無しNIPPER[sage]
2016/01/27(水) 00:28:06.53 ID:wZHDk9V6o
乙
11:名無しNIPPER[sage]
2016/01/27(水) 23:49:38.97 ID:nN6lkKV90
キチガイじゃないコナンSSとか初めて見た
期待
12:名無しNIPPER[sage]
2016/01/28(木) 20:33:00.32 ID:PLo6+Zj5O
あーみてたみてた
タイトル忘れたけど
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