92:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 19:21:35.67 ID:pg0B8egoO
哀「......」
歩美「2人が突然転校しちゃった時はとっても寂しかったけど、きっと事情があるんだって。そう思って頑張って来たんだ!芸能界に入ったのは、何処にいてもきっと見てくれる様にって思ったんだよ!」
哀「......」
93:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 22:47:01.05 ID:pg0B8egoO
哀「違うの。そうじゃないの......」
私があなたに言いたいのは......。情けない、声が出ない。
歩美「......大丈夫だよ、哀ちゃん。話して」
94:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 22:56:14.75 ID:pg0B8egoO
哀「ありがとう。話すわ。まず、1つ聞きたいんだけど、私の姿を見て違和感を覚えなかった?」
歩美「違和感?それは、とってもキレイになって......。あ、でも思った。大人っぽいと言うかちょっと大人過ぎるかなって」
哀「そう。あなたの感じた通りよ。私は実際にあなたより歳上。江戸川君もね」
95:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 23:06:40.41 ID:pg0B8egoO
哀「ここから先は、他言無用でお願いしたいのだけど......。尤も、世間が聞いても誰も信じないし、あなたにも信じて貰えるかは分からないけど......」
歩美「うん、分かった」
哀「ありがとう。例えば......。歩美ちゃんが、今の記憶を持ったまま小学生に戻れるとしたら?」
96:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 23:21:19.29 ID:pg0B8egoO
本日はここまでです。
また後日。
97:名無しNIPPER[sage]
2016/02/05(金) 23:37:31.73 ID:LqTzOnuY0
すごい気になる
期待と支援
98:名無しNIPPER[sage]
2016/02/06(土) 09:50:53.31 ID:c+lQFF0rO
乙
はじまったな
99:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 19:54:13.97 ID:CvUFAC73O
歩美「うん。驚いてはいるけど......。哀ちゃんが嘘を付くとは思えないし、考えてみたら2人とも私達より余りにも大人っぽかったし。そう思うとかえって納得しちゃった」
哀「確かに。繕って見ても、私達は浮いていたのは事実ね......」
歩美「アハハ、そうだね!そっか。じゃあコナン君はとりあえず元気なんだね」
100:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 20:13:07.52 ID:CvUFAC73O
哀「......そう。私は彼と結婚したの」
歩美「!!」
驚いている。無理も無い。どれ程のショックか想像もつかない。しかし、私の口は彼女に更に残酷な真実を突き付ける。
101:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 20:25:49.55 ID:CvUFAC73O
歩美「......良かった!」ニコッ
哀「えっ......?」
歩美「だって今、哀ちゃんもコナン君も幸せに暮らしてるんでしょ?」
102:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 20:32:22.73 ID:CvUFAC73O
張り裂けそうな悲しみに晒されても、人は他人にここまでの優しさを持てるの......?
そんな彼女に、何も言えない。何も言葉が出ない。
ただただ胸の中で、ありがとうとごめんなさいを交互に呟く事しか出来ない。
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