95:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 23:06:40.41 ID:pg0B8egoO
哀「ここから先は、他言無用でお願いしたいのだけど......。尤も、世間が聞いても誰も信じないし、あなたにも信じて貰えるかは分からないけど......」
歩美「うん、分かった」
哀「ありがとう。例えば......。歩美ちゃんが、今の記憶を持ったまま小学生に戻れるとしたら?」
96:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/05(金) 23:21:19.29 ID:pg0B8egoO
本日はここまでです。
また後日。
97:名無しNIPPER[sage]
2016/02/05(金) 23:37:31.73 ID:LqTzOnuY0
すごい気になる
期待と支援
98:名無しNIPPER[sage]
2016/02/06(土) 09:50:53.31 ID:c+lQFF0rO
乙
はじまったな
99:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 19:54:13.97 ID:CvUFAC73O
歩美「うん。驚いてはいるけど......。哀ちゃんが嘘を付くとは思えないし、考えてみたら2人とも私達より余りにも大人っぽかったし。そう思うとかえって納得しちゃった」
哀「確かに。繕って見ても、私達は浮いていたのは事実ね......」
歩美「アハハ、そうだね!そっか。じゃあコナン君はとりあえず元気なんだね」
100:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 20:13:07.52 ID:CvUFAC73O
哀「......そう。私は彼と結婚したの」
歩美「!!」
驚いている。無理も無い。どれ程のショックか想像もつかない。しかし、私の口は彼女に更に残酷な真実を突き付ける。
101:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 20:25:49.55 ID:CvUFAC73O
歩美「......良かった!」ニコッ
哀「えっ......?」
歩美「だって今、哀ちゃんもコナン君も幸せに暮らしてるんでしょ?」
102:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 20:32:22.73 ID:CvUFAC73O
張り裂けそうな悲しみに晒されても、人は他人にここまでの優しさを持てるの......?
そんな彼女に、何も言えない。何も言葉が出ない。
ただただ胸の中で、ありがとうとごめんなさいを交互に呟く事しか出来ない。
103:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 20:42:50.94 ID:CvUFAC73O
この腕の温もりを、彼女の優しさを、生涯忘れる事は無いだろう。
彼女が私に与えてくれた、赦しの印を......。
104:名無しNIPPER[sage]
2016/02/06(土) 20:49:32.84 ID:mUfmwXiPo
ええ子や...
105:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/06(土) 22:05:13.60 ID:CvUFAC73O
歩美「うん。あのね、今までもこれからも......。私はコナン君をずっとずっと大好きだよって。そして、ありがとう。元気でねって。そして、そして......」
歩美「さようならって。そう伝えて欲しいの」
哀「分かったわ。必ず伝える」
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