過去ログ - 【艦これ】色んな艦娘と提督のお話
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6: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:43:23.59 ID:UoD7iKYho

しっかりとシャワーで汗を流し、予め用意してもらっていたバスタオルで体を拭き、丁寧にたたまれた仕事着に袖を通す
ダイニングに近づくと香ばしい香りが漂っており、食卓には朝食が用意されていた
マックスに向かって正面に座り、二人は手を合わせる

以下略



7: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:44:20.90 ID:UoD7iKYho

マックス「あなたのその『何でも御見通しですよ』って顔、厭味な感じで嫌いだわ」

提督「ふふふっ、私はマックスさんの拗ねた顔も好きですよ」

以下略



8: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:45:42.79 ID:UoD7iKYho

一時間以上かけて朝食をとり、身支度を整えて執務室に向かう
秘書艦はマックスではなく筑摩であった
勤勉な民族性ゆえか、お互い仕事に私情を挟むことなく淡々とこなす

以下略



9: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:46:34.80 ID:UoD7iKYho

14:00
鎮守府内がシンと静まり返る
昼食後のこの時間はシエスタの時間であった
『異国の文化に歩み寄る形にしたい』と考えた提督が作った制度だが、実はマックスの故郷ではそこまでシエスタを取るわけでは無い
以下略



10: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:47:06.53 ID:UoD7iKYho

マックスは提督の心音が好きだった
ゆっくりと、とくん…とくん…と響く音を目を瞑って堪能する

その心音と自分の呼吸の速度が重なり合う感覚が好きだった
以下略



11: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:48:00.16 ID:UoD7iKYho

16:00までがシエスタの時間だが、その時間までにほぼ全ての者たちが起き出し活動を始めていた
提督もその例にもれず、執務室で仕事に戻っていた

その日は18:30ころに余裕をもって仕事を終えて自室に帰る
以下略



12: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:48:45.21 ID:UoD7iKYho

提督「明後日に買い物に行こうと思っているんですが、一緒に行きませんか?」

マックス「そうね…時間の都合がつくなら」

以下略



13: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:49:49.59 ID:UoD7iKYho

マックスは冷奴に醤油をかける提督に目を細める

提督「……?ポン酢の方がお好きでしたか?」

以下略



14: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:50:30.74 ID:UoD7iKYho

夕食の後は入浴の時間だ
夫婦で自室にある浴場を使うこともあるが、マックスは他の艦娘との共用の大浴場の方が好きだったため、提督と一緒に入る機会は少ない
日本人は基本的にほぼ毎日お風呂に入る
マックスもすっかりその文化に毒され、この入浴の時間がひそかな楽しみであった
以下略



15: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:51:32.22 ID:UoD7iKYho

提督は読んでいた本をそっと閉じ、眼鏡を外した


提督「したくなったんですか?」
以下略



16: ◆7m3grp2dM2[saga]
2016/01/31(日) 20:52:31.37 ID:UoD7iKYho

マックスは提督の眼鏡を奪い、自分にかけてみた
度は弱い方で、眼の奥がくらくらするようなことは無い

提督「眼鏡、気に入ったんですか?」
以下略



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