117: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:22:28.63 ID:wvIGXzxa0
ドクン
拓海(なんだ、今のは……)
118: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:24:06.33 ID:wvIGXzxa0
>>113
最後の行、馬武→拓海ですね。ごめんなさい。
119: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:24:38.22 ID:wvIGXzxa0
周子「どうしたの、タクミン? 顔赤いよ」ニヤニヤ
拓海「うるせー!」
周子「もしかして、シューコちゃんの魅力にやられちゃった?」
120: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:25:51.55 ID:wvIGXzxa0
〜劉縯の幕舎〜
劉縯「おう文叔、よくぞやってくれたな」
121: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:26:37.24 ID:wvIGXzxa0
周子「お兄ちゃん、悪いけどそんなに時間は無いかもね」
劉縯「どういうことだ?」
周子「五万という大軍が敗北した今、敵はさらなる大軍を派兵してくると思う。
122: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:27:38.61 ID:wvIGXzxa0
〜数日後〜
王匡「ふむ、つまり劉秀殿が言うには、朝廷がさらなる大軍を寄越してくるかもしれんというわけだな?」
123: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:28:57.53 ID:wvIGXzxa0
王匡「宛も昆陽も、中原(ちゅうげん)の中心都市である南陽、潁川(えいせん)の南方の要であろう?
城郭の堅牢さは比類なく、先にこれらを掌中に収めておけば、対朝廷軍において有力な防備になりうると思うが」
王常「なるほど。それは良い考えだ」
124: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:29:27.91 ID:wvIGXzxa0
劉縯「我らに先鋒を任せてくださるとおっしゃるか?」
王匡「応とも。先の戦にて劉縯、劉秀の二将軍の令名は天下に鳴り響いておるからな」
劉縯「わかった。では先鋒は我ら劉家軍が受け持とう」
125: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:30:11.47 ID:wvIGXzxa0
王常「しかし劉家軍だけでは心もとない。我らも加勢いたそう」
劉縯「忝い」
王匡「そうかそうか。では私は、お二方の後方支援に徹するとしよう」
126: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:31:19.92 ID:wvIGXzxa0
〜新市軍 本営〜
拓海「王匡、これはいったいどういうことだ!?」
127: ◆818HMgmAXY[saga]
2016/02/01(月) 21:32:39.56 ID:wvIGXzxa0
王匡「何を青臭いことを言っているのだ、馬武よ。官軍との戦いで劉縯と王常が死んでくれればそれで良い。
我らは北に延びた領土内に官軍を引き込み、兵站が伸びきったところを逆撃するのだ。
良い作戦であろう?」
拓海「てめえは他の二人と盟約を結んだはず。同盟とは信と義の結びつきでなくちゃいけねえのに、てめえの行いはそれに反しているぞ!
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