過去ログ - シェアハウス (オリジナル百合)
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35: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/02/05(金) 22:00:20.92 ID:CnMOex1r0
泣けば彼女を喜ばすだけなんだ。
心の隅でそう思いながら、私はソファーに座らされてブラウスのボタンをゆっくり外していた。
涙はとめどなく溢れてくる。
喉元に上がってくる言葉は許してとか、ごめんなさいとか。
ただ、彼女の耳に届くことはなかった。
目の前のテーブルに座る祭ちゃんは、ナイフをしっかりと握り、真っ直ぐにこちらに突き付けていた。

「外れた? それ、脱いだら、そこで、四つん這いになって」

ブラとパンティだけになった姿態で、態勢を変えさせられる。
ナイフを手に持って、彼女は私の後ろから胸を揉んだ。
羞恥なのか屈辱なのか。
とにかく毒々しい感情が渦巻いていた。
苦しくて、腰が砕けた。
お尻を突き出すように言われる。
抵抗を見せれば、太ももに冷たい金属が押し当てられた。

「すうッ」

祭ちゃんの鼻が、私のお尻に当たっていた。

「いやあ!?」

動かないように、腰を押さえつけられる。

「良い匂い」

まさか。
そんな。
やめて。


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