41:名無しNIPPER[saga]
2016/02/03(水) 22:24:29.99 ID:eROB17h/0
肩をコキコキと鳴らす。
髪もキュッと結い直して、と。
そうそう、山道だから膝も十分にほぐしておかないとね。
靴は――アウトドア用の、ちょっと靴底が分厚くて硬いヤツだ。
うーん、ランニングシューズの方が良かったなぁ。
「さっきのタクシー、待たせとけば良かったね」
そう言うと、審判さんは首を縦に振った。
「キツそうだったら、いつでもリタイヤしていいんだぞ」
今度は、首を振った。横に。
屈伸したり、アキレス腱や肩を伸ばす審判さん達。
電光掲示板を持つ黒い審判さんは、腕をブンブン回して、グイーッて背伸びした。
[0:31]
この黒い審判さんが一番キツイよなぁ。重いだろうなぁ、アレ。
でも、もうちょっと一緒に頑張ろうね。
「準備はいい、皆?」
審判さん達は、返事をする代わりにスタンディングスタートの姿勢を取る。
自分はクラウチングスタートさー。
ふふん、響チャレンジで慣らした自分の足に付いてこられるかな?
「行くぞ! よぉーい――なぁんくるないさぁーー!!」
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